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フィリピン、ドゥマゲッティのダイビング&ネイチャーツアー&コーディネート

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2012年05月02日
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カテゴリ:カリブ海への旅
世間はゴールデンウィ―クという大型連休中ではありますが、私は就職活動真っ最中
男30の就職活動はなかなか厳しく、昨日はベトナムで主に人材派遣や留学関係のビジネスをやっているベンチャー企業で新たにフィリピンに展開していくのでその事業部の責任者の求人の面接に行ってきました。

どうなることやら、面接は英語なども交え1時間半以上やり、最後の方はいろいろビジネスについて語ってもらいました。(向こうが面接をやる方ですが)
大学を卒業してすぐに会社をはじめ、現在5年目。 売上は8億円を越したそうです。
最近IT関係でも20代の経営者がどんどん出はじめ、ものすごい額のお金を稼いでいますが、昨日の面接の人も言っていましたが、とりあえずお金を稼ぐこと、ビジネスが面白くて続けていてその先にあるものはまだ考えていないそうです。数字が上がっていくのが面白いらしく、結果、数字が上がって行けばある程度何をやっても良いとのことです。
まあ何年も続けていくうちにいろいろなことにぶち当たり、気づいていくのかと思いますが、何をもってしてお金を稼ごうとしているか、ビジネスをやろうとしているかがないと僕は怖い気もします。
儲かっているうちは良いのかもしれませんが、儲からなくなった時のそういう会社は悲惨な末路をたどる気もします。

さて、久しぶりの中米旅行に戻りましょう。
期待していただけにベリーズでガッカリさせられた二人は、ついに最後の国メキシコに向かいます。
ベリーズシティーに戻り陸路で国境越えという計画を建てていましたが、キ―カ―カ―からそのまま船で国境越えができるらしく、キ―カ―カ―からサンペドロを経由して乗客をギュウギュウに詰め込み、急に風が出てきて荒れ狂う船はやっとの思いでメキシコ側の街チュトゥマルに着きました。 お尻と腰が痛く2時間ぶりの陸は天国でした。
イミグレーションで手続きを済ませ、小銭をチョロまかそうとする両替商に喝をいれ、
お釣りをごまかそうとするタクシードライバーをけちらし一気にバスターミナルに到着。
ここは観光大国メキシコ、なかなか便利でスムーズだが、油断はできない!!
バスで5時間ちょっと目的の街プエルトデルカルメンに到着。

着いた瞬間から漂う空気が違い、「ここは高級リゾート地なのでございます、お静かにお願いいたします」と言われているようで、何だか恐縮しながら静かに背中にバックパック、肩にはダイビング器材を持った二人は宿探しに出かける。
このプエルトデルカルメンはカンクンまで約1時間、コスメルまでのフェリーの発着地となっており日本人にはあまり知られていないが、欧米人には人気のカリブ海高級ちょっと穴場リゾート地だ。 隠れ家的な高級リゾートも多くかつ実はバックパッカー向けの宿や低予算旅行者向けの安い宿も同じエリアのちょっと離れた場所に多くある、いわば
庶民的なところと高級なのがうまく共存している場所なのである。
僕らはベリーズで宿選びに失敗しているので、ここでは僕らにしては少しお金を出して一泊50ドルほどの宿を選んだ。 立地もよくテラスもありテラスにはダイビング器材が干せるので僕らは気にいってこの宿に5泊ほどした。

ダイビングをしない日は日帰りで観光し、この太陽の国メキシコでビールを存分に味わった。メキシコのビールというとコロナが有名だが、コロナは輸出用に作られ成功したビールのようで国内ではあまり人気がない、その他にも様々なビールがあり、毎日飲んでも飽きない、まさにビール大国メキシコ!
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またこのビールとタコスやケサディーヤなどのメキシコ料理は抜群に合う!
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宿から少し歩いたところに、毎晩地元の人が集まり賑わっている一角がある。
このケサディーヤ屋さんとにかく安くておいしいので(一つ60円)なかなか込んでいる。
毎晩地元の人に紛れ、近くのコンビニでビールを買い込みここで飲みながら食べる。
けっこう夜遅くまでやっているので、飲んだ後にまた来て一つだけつまんだり、ビールのつまみにしたり使い勝手がいい。
二日目にいった時は、ながしのドミニカ人のバンドが演奏をしていたり、ギターの弾き語りが来たり、地元ムードたっぷり
すごく小さなお店なのだが、なくてはならないお店のようだ。
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このプエルデルカルメンから45分ぐらいのところにホンジュラスで出会った女性インストラクターがもし遺跡に興味があるなら行ってみたら良いとお勧めしてくれたトゥルムというマヤの遺跡がある。
何故そこが良いかというと遺跡もまあ良いのだが、そこから見るカリブ海の色がこの世のものとは思えないほど美しく、何とも言えない色彩をおびているという。
正直海は世界中で見ているし、今さらマヤ文明の遺跡は飽きてきたしと行く気があまりなかったが、近いし、時間があいていたので行くことにしてみた。

そこに行くのには通常バスで行くのだが、宿の掃除をしているお兄ちゃんに聞いてみたら
お前なら大丈夫だろうと思われたのか、地元の人が利用している乗り合いバンの場所を教えてもらい、どこで降りるかよくわからなかったがそれなりにすごい安い値段で遺跡まで行けた。

グアテマラのティカル遺跡とはまた違い、さすがメキシコ観光大国、入場料はじゃっかん高いが遺跡はかなりきれいに整備され、修復され遺跡はまさに遺跡だった。
それにしてもこの遺跡のメインはやはりこの海の色だな
この日はかなり風が強く波がたつと色が少しとんでしまうが、それでも十分美しくその美しさは想像以上だった。
遺跡とこの海のコントラストも素晴らしく、遺跡の下にビーチがあり実際にこんなに風が強く少し肌寒いのに大勢の白人は泳いでいる。
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遺跡―海―ビーチーヤシの木という構図はよく考えてみたらなかなかなく、ここはどこなんだ?ハワイなのかエジプトなのか?ギリシャなのか?いやメキシコだ!!という結論に達した。
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メキシコの空は青く海はもっと碧く、光が今までいったどこよりも強い気がする。
遺跡に当たった光は奇妙な光を生み出し、紫色の光に変化した。
ここは神殿、マヤの時代に不思議な力をもった人々が集まりいろいろな儀式をやったのだろうか、このような場所に実際に行き、そこの空気に触れ太陽を見、その光に打たれているとそういう不思議なことも実際に起きていたのではないかと納得できてしまう。
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しかし、このような人間が作り出した遺跡も素晴らしいがやはりそれよりも遥か前からこの土地にあった海、この土地を見守り人間の行いをずっと見守り続けていたこの海こそ偉大だと言える。この遺跡は遺跡だけではなくやはり海も入れることにより完成するものなのだ。
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海が最も素晴らしく美しく見える場所に遺跡を作ったマヤの人々(先住民)
海も太陽もこの周りの自然も尊み、慈しみ、その自然と共に生き続けてきた人々。
次回はそのマヤの人々の巡礼の地、崇拝の対象にもなった聖なる泉、セノ―テでのダイビングを紹介します。
そこはもう想像を絶する美しさ、高校生の時から14年間ダイビングをやっていますが、そのはじめてのダイビングにも匹敵する驚き、素晴らしさ!
こうご期待です





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Last updated  2012年05月02日 18時48分23秒
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