音声訳講習会「広報」
今日は音声訳のボランティアの講演会がありました。山点(山口点字図書館)の主催です。演題はズバリ広報。私たちが普段、悪戦苦闘しているものです。ちなみに光市の広報で調べると、私の声も聞けます。誰とは言いませんが。広報は地方のものなので、HPに載るとしても、アクセントなどは地方のものでいいと思いますよとおっしゃっていました。それよりも気にしなければならないのは、内容が伝わる読み方だということでした。私にグサリときたのは、広報は楽しい内容ではありません。しかし、楽しい気持ちが出るように明るく読みましょうという言葉でした。これは最後の最後におっしゃった言葉です。私は声は高いのですが、読むと低く暗くなってしまうのが問題なのです。いろんな人から言われるのですが、始めは高く読んでも読んでいるうちに暗くなってしまうのです。暗く=低くということです。もうひとつ問題なのは、息を続け過ぎるということです。音声訳の読みというのは、音の高低とともに、間が大事です。その間が取れていないということです。これをマスターするにはあと何年かかるでしょうか。一回一回を大事に読んでいくしかないですね。