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カテゴリ:北欧
今日は長距離移動のため、早朝4時半に起き、ボード―という町に向かう。
できるだけ朝早くから行動するようにしている、というのもどんなところでもやはり夜出歩くのはリスクが生じるものなので、日が沈んだらなるべく出歩かないようにして、夜10時前には疲れもあって寝てしまうからだ。 北欧らしい、緑豊かな北の山々を縫うようにバスは進み、ノルウェー海を眼下にフィヨルドを眺めながら進む優雅な6時間だった。 ボード―という町で二泊し、夜行列車でトロンハイムに向かった。 夜行列車を待つ間、中国系のおばさんが話かけてきて、全然何を言っているのかわけがわからなかったが、しきりにクッキーやらお菓子をもらい、通じないのなんておかまいなく話かけてくる。たしかにアジア人をみたのはかなり久しぶりだったから、このおばさんも アジア人の僕を見つけて嬉しかったのかなーと思った。 人種とか言葉とか髪の色とか気にしない方だが、やはり自分たちに近い人種というのは どうもほっとするものだと思う。 トロンハイムに朝7時40分到着した。 首都オスロに近ずいてくると町がだんだん大きくなってきた、エメラルドグリーンの屋根が鮮やかで美しい教会が町のシンボルだ。 アジア風スーパーや中華料理店、日本料理店もあった。 ここに来てやっとアジアが受け入れられている気がする、町には何人か中華系の人も みかけるようになった。 ただ日本人はまだ見かけない、これで丸10日間日本人をみかけていないし、日本語も話していない。 このままいったら日本の高校の授業に戻れるであろうか心配だ。 トロンハイムは一泊だけし、翌日の夜行列車でベルゲンへ移動した。 この旅前半北欧のハイライト、フィヨルド観光に出かけるために。 夜行列車も慣れてきて、この微妙な揺れの心地良さと、寝ている間に 目的地に向かっているという何とも言えない、「俺は今時間をものすごく有効に使っている。 一石二鳥の代表格ではないのか」とかなんとか言っている間にも進んでいる感覚が素晴らしい。 確か学校の社会科で習ったフィヨルド「フィヨルドよ、やっと出会えるときが来たかー」と思いつつ 夜行列車はいざ進む。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.04.30 10:23:12
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