猫にとっては単なるノイズです
ショコラです。アタシ、母さんのすることで嫌なことがあります。まずひとつ。母さんは時々、白いしっぽ程の四角い物体に向かって何かを言い始めます。一人で何をぎゃーぎゃー言ってるんでしょうか。「うっそー?」「そうなんだぁ」「マジ?」「じゃあ、またね」みたいな事を言ってるようですが、なんだかよく分かりません。むかつくのでニャーニャー鳴いて抗議します。もうひとつ。ここ半年くらいの間に始まったことです。母さん、突如として、念仏だかマントラだかを唱え始めるんです。パソコンとかいう兄猫ココア並にウザいやつがウチには居るんですがそいつを見ながらか、もしくは両耳に何かをかぶせた状態でなにやらぶつぶつつぶやくんです。それはアタシが聞いたことがない言葉で意味が全く分からない上に誰が聞いても分からないんじゃないかっていうレベルの音声です。耳がいいアタシが言うんだから間違いありません。それでアタシはまた、ニャーニャーと抗議します。「ニャーニャー、雑音うるさいニャー」と言っているのにもかかわらずなぜか意味不明な言葉で母さんはアタシに話しかけてきます。“Don’t be so jealous. I’m always looking at you, choco-tan.”ホントは猫テレパシーで何でも分かるマルチリンガルなアタシは「母さん、悪いけど発音が悪すぎる。」と言いたいところをぐっとこらえてます。「親孝行、親は知らずに能天気」一句できました。あれこれ首を突っ込んでる母さんの日常を垣間見たいお方はこちら海とハイテクとアシュタンガ?!うちの母さんのヘタクソ英語がモノになると思う人はぽちりんこ♪