レンタカーを借りて2日目に訪れたのは
「アルボ」から西に60Km ほどいったところにある
「Sagres」サグレス。
地図で言うとポルトガルの南西の端っこです。
これは
「サグレス」というビール
ちょっと甘めでした。
ポルトガルでもっぱら飲んでたのは
「Super Bock」スーペル ボック?
これはサッパリしたのど越しのラガーでどんどんいけて
おいしゅうございました。
海のずーっと向こうには南に
アフリカ大陸が、西には
アメリカ大陸があるはず…。
でもこの断崖絶壁に立つと、大昔の人がこの海原の向こうに大陸があると信じて
航海の旅にでたという勇気が信じられません。
というのも、この辺りの土地はどこまでもゆるやかな丘が続いていて、とても穏やかな感じなんですけど、ここで急にどーんと断崖絶壁になって陸地が終わってるんです。
「ここに地終わり、海始まる」
この言葉がパーンとでてきました。
これはポルトガルの詩人ルイス・デ・カモイェスが詠んだ詩で、
ユーラシア大陸最西端の地「ロカ岬(もう少し北に行ったところでリスボンの西)」のことを詠んだものだそうですが、
ここ「サグレス」にぴったり。
これは、サグレスの町の西端に伸びる岬で、岬全体が要塞のようなつくりになっています。
このサン・ビセンチ岬に造られた要塞を「王子の村」ともよんでいるそう。
ここは、15世紀初頭にエンリケ航海王子が、世界初の航海学校を設立し、航海術や気象台、地図製作術などを教えたとされる場所で、大きな羅針盤跡も残っていました。
エンリケ王子はポルトガルから始まる大航海時代の先駆者とされていて、ポルトガルでは英雄として高く評価されています。
エンリケ王子のこの業績が、その後始まる、新航路開拓による海外進出と植民地獲得時代へと続いたのかと考えると感慨深いものがありました…。
そんな「王子の村」で今でも見られるすごい海の男達がいましたよっ!
断崖絶壁で一本つりですっ!!
人は彼らのことを
「カミカゼ・フィッシャーマン」と呼ぶ←マジです。
何が釣れるのかは怖くて聞けませんでした。
海面から200メートル以上の崖の上から何を釣るつもりなんでしょうか…?
そこからずずず~と続く海岸線を北上していくと、
素敵なビーチがいっぱい。
こんなことや、
こんなこともしてました。
私達ぐうたらカップルは
ただトドみたいに日向ぼっこしてただけ。。。
まだまだいろいろみなさんにお話したい
旅の話&写真はいっぱいあるんですが、
「もうええやろ~」という声も聞こえてきそうなので
この辺で…。
今回はじめて訪れたポルトガル南部の街。
ほんのちょっとしかポルトガルのことは分かりませんが
いろんな表情があってすてきな国でした。
とくにみんながとってもあたたかくて陽気で
太陽もキラキラしてるからか
なんだか肩の力も抜けて「ほけー」と2週間過ごせました。
驚いたのは夜中の12時過ぎでも
レストランやパブなんかも子供と一緒に楽しんでいる家族がいること。
地元の子供たちも10時暗いでも道で遊んでいたりしていたし
とっても治安がいいんだな~と実感。
機会があったらまた行きたいところナンバーワンです。
それでは、長々と私の気まぐれ旅行記にお付き合いいただきまして
ありがとうございました。
ぺこり。
←旅行引っ張りすぎた…??。