カテゴリ:仕事・日本語教育
今回の出張で、たくさんの
日本語学校に来る前の学生さんたちに会った。 朝、部屋に入って、 「おはようございます」と言うと、 「おはようございます!」 という大きな声が一斉に返ってきた。 こっちを見つめるキラキラした学生の目を見ていると、 ひとりひとりのホッペにキスして回りたいぐらい、 学生を可愛いと思う気持ちがこみ上げてくる。 そういう時、やっぱり私って、 教師の星に生まれついているのかなーって思う。 どの学生もかわいくてしょうがない。 そのくせ、すごく冷静でさめた部分があって、 金八先生のようなタイプでは全然ない。 でも、学生の前に出ると「教師モード」になって、 教師を演じてしまう。 演じているということは、 根っからの教師というのではなく、 教師という職業を演じるのが好きなんだと思う。 そして、職業としてやってるからには、 いつも一定以上の授業の質を提供できる プロでありたいと思っている。 私は小さい頃から結構商売っ気があったし、 もともと流通業界でも働いていて、 ビジネスに興味を持っていた。 対して、教育方面は、人から向いていると 言われることが多かったけど、 自分ではあえて避けていた業界。 昔から、「教師にだけはなるまい」と思っていたのに、 回りまわって、日本語教師という職についた。 これが私の天職のひとつなんだろうな。 でも、一生教師でやっていきたいとは思っていなくて、 学校という教育の世界と、ビジネスの世界の 間ぐらいの路線が、自分にはしっくりくるのかも、って 思うようになった頃に、企業での日本語トレーニングの 仕事が見つかり、そして今は、日本語学校の 学生募集に関わる仕事をやっている。 いろんな節目で、すごく悩んだけど、 方向的にはそう間違ってないのかも、 って、振り返ってそう思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/05/16 08:26:46 PM
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