カテゴリ:仕事・日本語教育
今日は16日間の出張の第1日目。
朝8:00の汽車に乗って、12:30頃瀋陽に到着。 ホテルにチェックイン後、そのまま空港まで 日本人上司を迎えに行く。 夜はなんたら学院の学院長と一緒に 食卓を囲む。 ところが、この学院長の話が早い。 いや、スピードというより、 立て続けに自分の話をバーッと話す。 私が通訳しないといけないのだけど、 内容をいまいち把握し切れていないのと、 また微妙な内容で、訳していいものやらどうやら 悩んでしまったりして、ほんと、困ってしまった。 日本人の上司は話の流れが全然分からないものだから、 自分で話題を提供しようとするのだが、 学院長は、こちらが口を挟む隙もないぐらい、 自分の話に夢中になっている。 こうなるともう、お手上げだ。 中国側の人が話している話題と、 日本側の話そうとする話題が全くかみ合わず、 訳すタイミングを失ってしまった。 通訳ってほんと、難しい。 実は私はまだ通訳なんてできるレベルではないのだ。 一対一の会話で、こちらが一言言えば、相手が一言返す、 という形式なら何とか通訳できるのだが、 一人の人が講演のように長ーく話したりすると、 内容がとぎれとぎれにしか理解できず、 間を自分の想像力で埋めて訳したりすると、 その想像が大きく外れていたりする。 こういうとき、自分が本当に恥ずかしく、 もっと中国語を勉強しないと、と深く実感する。 そんな私に比べて、中国人のW教授の通訳は素晴らしい。 訳すべきところは、タイミングよく上手に訳して、 言わなくていいことは、うまーくカバーしている。 これって語学のレベルだけの問題ではないんだよね。 やっぱり、リーダーになる人というのは、 話の持っていき方が上手だ。 うまーく会話をキャッチボールして、 しかもポイントや礼儀を外さない。 はぁー、やっぱりすごいな。 ま、私がW教授のようにできれば、 今頃教授になってるよね。 ともかく、まずは中国語力、もう一段UPさせないと、 と反省しきりでした。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/07/29 12:23:27 AM
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