カテゴリ:中国人夫
今日は年末で北京に転勤となる夫の
お別れ会に参加。 夫の会社の食事会や遊びの会には よく参加していたが、それも今日が最後。 イブの日にもかかわらず、 大勢の同僚達が集ってくれた。 円卓が五つ並んだ大きい宴会場で 会は始まった。 中国では、送られる人(主賓)は 必ずみんなとお酒を交わさなくてはならない。 (だれから乾杯するか、順番にもルールがあるよう) ・・・で、夫、 それぞれの円卓を回って、 みんなに挨拶しては、お酒を飲んでいる。 かなり早いペースだ。 大丈夫かな。 そうして食事も食べ終わる頃、 みんなが夫に捧げる歌を歌い出した。 なごやかだった会場が、あっという間に涙、涙。。。 夫も泣いていた。 夫は、早めに私をうちへ帰そうとしたが、 なんか離れがたくてずっといるうちに こういう展開に。 夫、私にこういう場面を 見られたくなかったんだろうな。 でも、私は夫のそんな面が見られてよかった。 1年もいなかったのに、 みんなと別れがたい絆を作っていたんだなーって 改めて夫を見直した気分。 そして、そんなに夫を大切に思ってくれているみんなに 感謝の気持ちでいっぱいになった。 中国に来たばかりの頃、 「ボクの友達は君の友達で、 そこに分け隔てはないんだよ」 って夫に言われても、なんだかよく分からなかったけど、 最近、その意味が何となく分かるような気がしてきた。 夫の本当に大切な友人は、 私の大切な友人だと思う。 そして、彼らもそう思って、 私に対しても、心を込めて接してくれているのだ。 つばめを抱きしめて涙を流している 夫の同僚の女の子を見て、私も涙が出てきた。 最後にみんなが夫と最後の挨拶をして帰ろうとした時、 突然、一人の男性の同僚が箸をテーブルに投げつけて 怒った。 「何でみんな帰るんだよ!このまま朝まで飲むんだ」 そんなわけにはいかないのは分かっているのだけど、 そう言って怒ってくれる同僚の気持ちは伝わってきた。 別れは寂しいけど、 別れは人に人情の暖かさを感じさせてくれる。 一期一会。 人との縁を大切にしよう、と 改めて感じた日だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/12/28 11:50:30 PM
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