カテゴリ:中国で内装リフォーム
そろそろ内装も完了が近づいたある日、
現場監督が言いました。 「余った材料は今日返品しますね。」 分かりました、と返事をしたものの、 子供の世話に追われて6階に見に行く暇もなかったつばめ。 監督が返品する材料の整理が終わったら つばめを呼びに来てくれるか、 そうでなくても返品する際には 買った時のレシートが必要なはずだから、 つばめにそのレシートをもらいにくるはずだと 思っていたのですが、現場監督、 そのままつばめに声をかけずに帰ってしまったよう。 返品する品はどうなっているかと 6階に上がってみると、 見事、ぜ~んぶ運び出した後。 余った材料はきれいになくなっていました。 ここへ来てはじめて、 「やられた!」と気づくつばめ。 監督が返品すると言った時に、 一緒に監督にぴったりついて行って 返品材料をひとつひとつ確認すべきだった。。。 そう後悔してもあとの祭り。 日本ではそんなところまで気を回す癖がついていないので、 まさか監督が、こちらに何も言わずに 先に商品を全部運び出してしまうとは 思わなかったのです。 私たちが購入した材料なのだから私たちのもの、 それを持ち出すなら、まず持ち主に一言声をかけて 確認するのが当たり前だと 日本人のつばめは勝手に思い込んでいましたが、 ここは中国、そんな常識は通用しないのだったと、 事後に初めて気づかされる始末。 商品さえ運び出してしまえば、 あとは監督の思いのまま。 持ち主がどれだけの材料が余ったのか 確認をしていないわけだから、 監督が「これだけ余っていました」といえば 「はぁ、そうですか」としか言いようがない。 商品の一部をヤミに流しても、自分のポケットに入れても つばめたちにはその証拠をつかみようがないのです。 監督とも少し仲良くなっていたので、 まさかまたやられるとは思いませんでした。 監督を無意識に信用していたつばめがバカだった。。。 つばめがバカだったとはいえ、 なにか監督に裏切られたようで、 どこにもぶつけようのないモヤモヤした 後味の悪い気分だけが残ったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[中国で内装リフォーム] カテゴリの最新記事
|
|