カテゴリ:育児
少し前の話になりますが、春節の日、
近所のババ友、Lおばさんから 携帯の年賀メールが届きました。 中国では年賀状のやり取りはほどんどなく、 年賀挨拶はもっぱら携帯メール。 携帯を持たない老人世代は電話で年賀挨拶を するようですが、携帯を持っている人は まずメールで年賀挨拶をするのが一般的です。 さて、お互いの子供(向こうは孫ですが!)の 近況を報告しあった後、断乳の話題に。 「実はうちの子は断乳2回目なのよ。 前はうちの嫁が出張中に断乳することにして、 3日経ってやっとおっぱいを忘れた頃に 嫁がテレビを見ながら子供におっぱいを やってしまって失敗。 私(子供のおばあちゃん)は3日3晩、 夜もろくに寝ずに子供の相手をして やっと断乳できるかという頃に 嫁があんなに簡単におっぱいをやってしまう なんて腹が立って・・・! ぐずってもおっぱいやらずに遊んでやったらすむのに、 それが疲れるからって簡単におっぱいをやるんだよ。 今回は2度目で、もう断乳して10日になるから 大丈夫だと思うけど、もし今回も前と同じような ことになったら、もう3回目は一切断乳に 協力しないと心に決めてるの。」 とLおばさん。 これを読んで、なるほど分かる分かる、と うなずくつばめ。 日本だと、断乳はお母さんが主となって 行うのが普通だと思うが、 中国では断乳するといえば、お母さんは関わらず、 まずおばあちゃんかお父さんなどが 夜子供の守りをしたりして断乳するのが ポピュラー。 お母さんは、子供の泣き声を聞いてしまうと、 決意がゆらいでおっぱいをやってしまうことが多いし、 子供も母の姿を見るとおっぱいを思い出して泣くので、 断乳の際は、できるだけ周りの祖母なり父なりが 子供の面倒を見るのがいいということになっている。 「断乳するなら、お母さんのあなたは 1週間ぐらい旅行にでも出るのが一番いいわよ」 とアドバイスされたことまである。 日本だと断乳の当事者の母が旅行に出てしまうなど ありえないことなので、それを聞いてびっくり。 でも中国ではぜんぜんありえることなのだ。 前置きが長くなったが、そういうことで ババ友のLおばさんは、断乳の当事者も当事者で、 断乳する間中、夜も昼も、泣く子供をあやして 苦労していたわけだ。 おばさんの苦労を聞いて、 大変そうだな~、と思うと同時に、 お母さんの気持ちもちょっと分かるつばめ。 嫁は子供の遊び相手にもならずに 簡単におっぱいをやったとおばさんはいうけど、 子供も他の大人相手だと一緒に楽しく遊んでも、 お母さん相手だと、遊ぶより先に おっぱいをほしがるということもあるし、 お母さん側も、おっぱいが張っていて あげたいのを我慢しているという事情も あったのかもしれない。 つばめは自分が母の立場なので、 そういうLおばさんのお嫁さんの気持ちも分かるのだけど、 Lおばさんと話すと、へぇ~、お姑さんって こういう風に感じているのだな~、と とてもよい勉強になる。 ママ友もいいけど、 世代差のある友人を持つのも なかなかいいものだと感じさせられた 年賀メールでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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