カテゴリ:母乳・断乳
今日で1歳4ヶ月になったチビちゃん、
昨晩から断乳にチャレンジしています。 夜1時間ごとに起きて泣いたりして、 親のほうがもう限界を感じているのが一番の理由ですが、 チビちゃんにとっても、母乳をやめたほうが ご飯をよく食べられるようになり、 夜もおっぱいのことを心配することなしに ぐっすり寝られるようになるのではないかと 思ってのことです。 もう幼児期に突入しているチビちゃんにとって、 おっぱいは栄養的になくてはならないものというよりも ただ今までの習慣で、おっぱいなしには 寝られない癖がついているのです。 そうはいっても癖を直すというのは結構大変なこと。 義母には、子供が風邪を引いたりした時に おっぱいがないとかわいそうだし、 言葉が分かる2歳ぐらいまでおっぱいを続けたら、 と勧められましたが、 おっぱいをおしゃぶりがわりに30分も1時間も 吸われるわ、寝入り際にかまれるわ、夜も寝ないわで、 こんな状態が続くと、チビちゃんを虐待してしまいそうな 心境になることもたびたびで、 つばめとしては限界ぎりぎりだったので、 6階が住めるようになった初日に 断乳を開始することにしました。 さて、そういうわけで、一日も早く 断乳したいと思い続けてきたつばめですが、 いざ断乳開始の日が決まると逆に心の整理がつかず、 昼寝の時にチビちゃんにおっぱいを上げながら、 「この子におっぱいをあげるのもこれが最後か」 と思うと、思わず涙が出てきてしまいました。 さて夜になって、 はじめて6階に泊まることになったチビちゃん、 いつもと違う環境におおはしゃぎ。 和室の部屋をはだしでぐるぐると回ったり、 電気のスイッチをつけたり消したりして 遊んでいましたが、眠くなってだっこでねんね。 夜10時の就寝時はおっぱいなしで 眠りにつくことに成功。 まぁ、1ヶ月ほど前から 就寝時はおっぱいなしで寝ていたので、 これは予想通り。 しかし夜中12時に目覚めて、 おっぱい飲み姿勢になるチビちゃんを そのままだっこで寝させようとしたら 案の定大泣き。 中国のババ友に教えてもらった通り、 紫チンキ(赤チンの紫バージョン)を 乳首に塗ってチビちゃんに見せたのですが、 ワーワーと泣きわめいているチビ、 目も開けずに乳首にむしゃぶり付いてきました。 おかげでチビの口周りは紫だらけ。 これはいけないとチビを乳首から引き剥がし、 目を開けた状態で、チビちゃんに ママの乳首を見せて、 「ほら、お母さんのおっぱい、こんな色になっちゃった、 痛い痛いよ、だからもうおっぱいはないのよ。」 と言うと、泣きましたがそれ以上、 おっぱいをくわえようとはしませんでした。 どのぐらい言葉が分かったのか分かりませんが、 いつもと違ってもうおっぱいは飲めないということは 理解したようです。 しばらくだっこすると泣き止んで 眠りそうになるのですが、布団に置こうとすると 目覚めて泣く、の繰り返し。 おっぱいなしで眠ることに慣れていないからでしょうか。 結局1時間あまり、布団に置こうとしては失敗を繰り返し、 夜半1時過ぎに夫に交代。 夫はチビの断乳のために土日にくっつけて 月、火、と2日間有給を取ってくれたのです。 夫は泣き声が2倍になったチビを その後1時間ぐらいだっこしてなだめて 何とか寝させることに成功。 2時ごろ眠りについたチビちゃんは 3時、4時にも目覚めて泣きましたが、 つばめは顔を見せず、夫が別室で 寝かしつけてくれました。 4時以降も、頻繁にチビちゃんの泣き声が 聞こえてきましたが、少し泣くとすぐ泣き止んでいたので、 夫が背中をトントンして眠らせているのかな、と 思っていたのですが、後から聞くと、 4時以降はずっと、夫の体の上にチビちゃんを乗せて 寝させてやっていたそう。 夫にはご苦労様と言いたいです。 夫によると、チビちゃんは しきりに両腕を首の後ろに持っていって寝ていたそう。 いつもだっこされて母の腕を 首の後ろに感じながら安心して寝ていたので、 なんとか自分でその状態を 再現しようとしていたのでしょう。 それを聞いて、なんだかチビちゃんが 不憫に思えてしかたがないつばめ。 さて、長い長い夜が過ぎ、 朝、ママの部屋に入ってきたチビちゃんは おっぱいを求めてエヘエヘという声を出しましたが、 すばやくパンを与えると、素直に食べ始めました。 今まで夜中に母乳を3,4回は飲んでいたのに、 昨晩は泣くたびにミルク瓶をくわえさせても まったく飲まず。 朝まとめて飲むのかと思いきや、 朝も40mlを飲んだだけでした。 お昼寝も夫が寝かしつけてくれたのですが、 夫がベッドに寝ころんでグーグーといびきをかく真似をすると、 チビちゃんも自分で横になり、グーグーと 夫のいびきの真似をしながら寝入ったそうです。 今までひとりで寝たことなんてなかったのに・・・。 チビちゃん、えらい! 母のおっぱいがなくなった今、 なんとか自分で寝入る方法を身につけないといけないことを わかっているかのようです。 さて、つばめのほうですが、 夜中一回もおっぱいをやらなかったせいで、 おっぱいは結構張って重い感じ。 痛いとまではいかないけど、 ちょっとしぼってみることに。 つばめは牛の乳絞りをしたことはないけど、 きっとこんな感じなのだろうな。 乳首の周りから中央に向かって絞るように押すと、 乳が放射線状にシャーッとシャワーのように 出てきます。 哺乳瓶は1つの穴だけからしかミルクが出ないけど、 おっぱいは放射線状に出るから、赤ちゃんの口全体で 味が楽しめるのかも、なんて想像するつばめ。 半日以上おっぱいをあげていないのに、 40ml程度しか絞れませんでした。 今まで母乳不足に苦しめられてきたつばめは、 ここへきてもおっぱいをそのまま捨てる気になれず、 お碗に絞ったおっぱいを飲んでみました。 色はちょうど、米のとぎ汁のような 半透明の白色。 味はマカロニや麺のゆで汁のように淡く かすかに甘くて、お湯にクリープを ほんのちょっと溶かしたような味。 ミルクのような濃厚な味はせず、 水にかなり近いものでした。 こんなものをこの1年間あまり、 ずっと出し続けていたのかと思うと、 なんだか不思議な気持ち。 あと数日すると、このおっぱいも止まって しまうのだろうな。 聞くところによると、ミルクの成分は 血液とかなり似ているそう。 だから授乳中のお母さんは、 毎日何百ミリリットルもの血液を 子供に輸血しているようなもの。 断乳すると母親の食事量は減って、 子供の食事量が増えるというのも うなづけます。 今晩は断乳2日目ですが、さてどんな夜に なるでしょうか。 また皆さんに報告しますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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