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ニーハオ中国

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2010/04/01
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カテゴリ:母乳・断乳
断乳して1ヶ月が経ち、
おっぱいをやっていた頃が
なつかしく思い出されるつばめですが、
実際におっぱいをやっていた時期は
つばめにとって本当に大変でした。

母乳育児をしている友人たちが
「だって、楽だもん」
と言うのを何度か聞きましたが、
それはきっと母乳がよく出るからなのだろうなぁ、と
うらやましく思っていました。
つばめは母乳育児を楽だと思ったことは
ただの一度もなかったからです。

チビは誕生時から母乳とミルクの混合栄養でしたが、
途中から母乳オンリーにしようとがんばったことが
つばめにとって、ものすごくストレスでした。

ネットでいろいろ調べたところ、
とにかくおっぱいはあげればあげるほど
出るようになると書いてあります。

でも、やればやるほど出るようになるといっても、
じゃあ1日何回やればいいのか、1時間に1回より、
30分に1回のほうがいいのか、
1回におっぱいを吸わせる時間は
15分より30分、30分より1時間のほうが
より母乳が出るようになるのか、
その答えは誰も教えてくれません。

そこでつばめ、チビが泣いたらおっぱいをやり、
また泣いたら再びないおっぱいを含ませ、
1日に十数回も授乳をし、授乳間隔が30分も開かないときも。
みんなが言うように、おっぱいはやればやるほど
出るようになると信じて疑わなかったのです。
だから夜昼かまわず、頻回の授乳を必死になって
やっていたのでした。
そして吸わせる時間は長ければ長いほどいいと思って、
子供が吸うにまかせて、じっと耐え忍んで吸わせていたのです。

そんなに頻回におっぱいをやっても、
やはりおっぱいだけでは足りず、
チビが泣き叫んでどうにも収拾がつかなくなった
場合のみ、ミルクを少しだけやります。

母乳オンリーを目指すなら、
赤ちゃんにおなかいっぱいミルクを飲ませていてはいけない、
ミルク量を制限すべきだとネットで読んだのです。
それを信じてくそまじめに実践していたわけですが、
チビは四六時中、おなかを空かせて泣き叫び、
機嫌よくしている時間が少なく、
いつもだっこして慰めていなければなりません。
お昼寝もベッドに置けず、
つばめは毎日ソファーに3時間も座って
チビちゃんを抱き続けていたのです。

「泣くのはおなかがすいているからとは限らない」
とネットや本には書いてあり、つばめもチビの泣きは
別の理由かもしれないし、と思おうとしていたのですが、
今冷静になって振り返ってみると、
やっぱりチビちゃんは明らかに
おなかを空かせていたと思います。

ミルクでおなかがいっぱいになると、
母乳を吸う回数や量が減る、そうすると
母乳はますます出なくなる、
ミルク量を減らしていくと赤ちゃんは必死になって
おっぱいを吸うので、必要に応じて母乳が出るようになってきて
ミルクがいらなくなるという理屈で、
そう聞くとなるほど、と思うのですが、
ではいったい、どのぐらいミルクの制限を続けたら
母乳オンリーになれるのか、それはだれも教えてくれません。
3日や1週間、チビを飢えさせたら、
その間に母乳がよく出るようになるのならいいけど、
つばめは1ヶ月間がんばっても、
やっぱり母乳は十分に出るようにはならず、
無駄にチビを飢えさせただけでした。

ずっと母乳オンリーにあこがれ、
必死になっていたつばめですが、
ミルク制限を1ヶ月でやめた理由は、
チビが頻繁に泣くのに、つばめが空のおっぱいを
やり続けるのを見かねて、家族がミルクをやろうとした時、

「60mlでいいと言ったのに、100mlもミルク作ったの!
 そんなにミルクをやったら、母乳が減ってしまうじゃない!」

と夫にヒステリックに叫んだ自分にふとわれに返り、
ミルク制限がチビとつばめにとって
巨大なストレスになっていることに気づいたからです。
ほんと、当時の自分はちょっと狂っていたと思います。
今となってみると、なぜそこまで母乳オンリーに
こだわっていたのか分かりません。

そりゃ、母乳は人間の子にとっては一番の栄養だし、
母乳が出ればミルクより母乳がいいのは当然ですが、
子供を飢えさせ、母親が他に何もできないほど
頻回におっぱいをやり疲れ果ててまで、
母乳にこだわることはなかったのです。
それが当時はそうは思えなかった。。。
子供を何とか自分のおっぱいで育ててやりたい、
そしてそれがいいことだと信じて疑わなかったのです。

ミルク制限をして母乳オンリーになった人は、
「がんばれば出るようになるから!」と
新米ママを励まし、
頻回授乳で母乳育児を乗り切った人は、
「私も1日十何回もおっぱいをやったこともあったわよ。
でもそれで母乳が出るようになったから、
あなたもがんばって!」
とアドバイスします。

でも、お母さん自身の体質や体調は、
ひとそれぞれ違います。
ある人はその方法でいけても、
他の人に同じ方法が通用するとは限らないのです。
その辺りがつばめには分からず、
ストイックに頑張りすぎたという気がします。
もう少し適当にやればよかったのに、
母親としては「ま、適当でいっか!」とは
思えないのですね。

そんなつばめが今、これからお母さんになる人に
アドバイスするとすれば、
「がんばりすぎないで!」と言いたいです。
母親というのはどうしても、
子供のために必死になってがんばってしまうもの。
でも、子育てというのはお母さんが楽しんでするのが
子供にとっても一番いいことだと思います。

つばめは母乳にこだわりすぎたせいで、
自分自身にまったく余裕がなく、
赤ちゃんのその時にしかないかわいさを
十分楽しむことができなかったなー、
と少し後悔しています。

もし2人目を授かることができたなら、
今度は存分に、子育ての楽しさを満喫したいなぁ、
と思っているつばめです。





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Last updated  2010/04/02 12:13:38 AM
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