カテゴリ:育児
日本に来てから、家の中で走り回っているチビちゃん、
気がついたら、左ほっぺに青あざが。 右ほっぺには長いひっかき傷、 そしておでことあごにも小さい傷が。 布団にダイビングして遊んでいた時なのか、 いとこのお兄ちゃんたちと 走り回っていた時なのか分かりませんが、 チビも泣かないので、いつできた傷なのかは不明。 さて最近、同じく子供がいる友人Mちゃん宅にお邪魔したのですが、 「うちの子、前歯に虫歯ができてるの~、 ちょっと早いけど、来週市役所の児童福祉課で 2歳6ヶ月の歯科検診があるので、 そこで診てもらおうと思ってるんだけど」 と言うと、Mちゃん、 「えー、日本では今どき2歳で虫歯なんてできてたら 虐待疑われるよ。親がちゃんと世話していないから 虫歯ができるんだって。」 と言われて、ドキッ! 青あざや傷だらけのチビちゃんを見やりながら、 思わず市役所に行くのをためらってしまった つばめでしたが、やはり指定の日に検診に出向きました。 虫歯自体はごく初期のものなので、 治療は不要だけど、よく磨いてあげるように言われました。 だけどチビちゃん、いつも大泣きしてなかなか磨けないんですよね。 みんなどうやってちゃんと磨いてるんでしょう。 そして歯科衛生士さんにフッ素を塗ってもらう時、 ごくなにげない様子で、 「あれ、お子さんほっぺに青あざできてますね~」 と指摘され、再びドキッ!のつばめ。 「そうなんですよ~、いつできたか分からないんですけど、 いつまでも直らなくて」 と答えつつ、虐待疑われてるのかな!?とドキドキ。 でもそのまま何事もなく検診は終了、 無事に帰宅できたのでした。 それにしても。 歯も身なりもピカピカにして、 何でも人並みにしておかないと 世間様に何を言われるか分からない。 虫歯ひとつ、あざひとつでも虐待を疑われてしまう 日本のお母さん達は、どんなにか大きなプレッシャーを 感じていることかと、気の毒になりました。 掃除洗濯に買い物や食事作りなど 家事全般をしながら子育てするのは想像以上に大変なこと。 それを普通に要求され、普通にこなしている 日本のお母さんはほーんとスーパーお母さんだと 感心するつばめ。 でもそんなぎりぎりいっぱいの生活を強いられて、 できる人はいいけど、追い詰められて 本当に子供を虐待してしまう人が出るのも さもありなん、と思ってしまうつばめ。 それに子供が幼稚園や学校に行くようになると、 今度はお母さんが行事に主体的に参加したり、 競ってかわいいお弁当作ったり、 ただでさえ忙しい日本のママの負担が減ることはありません。 ああ、つばめが日本で子育てしたら、 虐待と言われてしまいそうで、 とてもできそうにありません。 ま、郷に入れば郷に従えで、 日本で育てないといけなくなったら、 それはそれで何とかやっていくのかもしれませんが、 本当に自信なしです。 中国では子供を甘やかしすぎの傾向が顕著ですが、 子供を虐待というのはほとんど聞きません。 親が虐待しようとしても、社会の目が許さないでしょう。 子供連れで外出しても、それ子供が寒がってるだの、 こうしたほうがいいだの、周りのほうがうるさいんです。 子供は社会の宝ですね。 (でも子供の人身売買はありますが!) あれ、話がそれてしまいました。 来年、また日本でチビの歯の検診を受ける時、 虐待疑われないように、歯磨きがんばりたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[育児] カテゴリの最新記事
|
|