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ニーハオ中国

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2011/02/11
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カテゴリ:育児
今までは話しかけられたら答えるという感じだった
チビちゃん、ここ1ヶ月は自分から、

「(ケーキ)おいしかったなあ。」
とか、
「そばめし、食べたーい!」
とか、
「おばあちゃん、おばあちゃん、何してるの?」
とかいう風に、自分から話しかけるようになったのも
大きな変化です。会話のキャッチボールができる、
いっちょまえの人間と話をしているという感じが出てきました。

ピンポーンというインターホンの音を聞いて、
「誰が来たのかなぁ」と言ったり、
「おばあちゃんお仕事行っちゃったね」とチビに言うと、
「おじいちゃんだけ(家に)残ってる」と言ったり、
つばめが家族に「昨日はチビがお父さんに電話すると言うから
電話したんだけど、いざ電話すると電話に出ずに逃げていって・・・」
という話をしていると、それを横で聞いていたチビが急に、
「今日は自分でパパって言う」と言ったりして、
ああ、色んな状況や大人同士の会話も
かなり理解しているんだなー、と感心しきり。

また、
「桃色って何色のこと?」→「ピンクのこと」
「(空港で)これ何?」→「タラップ車」
「何に乗るとき使うの?」→「飛行機」
というように、会話も適切な答えが返ってくるし、

「ゴミ収集車の名前は清掃車」
「アンパンマンが中(に)入ってた箱は?」
「あした(おもちゃの)車使う時にすぐ使えるように、
 ここに置いといたら・・・」
「お風呂屋さんに来た。これはちょっと無理。
(おもちゃのお風呂が小さいから入れない)」

のように、かなり論理的に物事を考えているような
様子が発話からもうかがえるようになってきました。
ある日など、突然、

「クリーム入ってる丸いやつ探してる、
 ちっちゃくて丸いやつ探してる」

と言い出して、何を探しているのかと思いきや、
前日に食べたミニシュークリームが食べたくなり
探していたのが分かって、驚くやら、おかしいやら。
「シュークリーム」という言葉が分からなくても、
それを別の言葉で言い換えて表現できるのです。

ここ1ヶ月は「~ところ」というのが
チビちゃんの中ではマイブームのようで、

「あっちブワーッて火出てる。はしご車さんが水出してるところ。
 火を消してるところ。」

とやたらに「~ところ」を多用。

「チーズは?」→「チーズは今買ってないところ」
「まだできてないところ」

と否定形にまで「ところ」を使って
おかしなことになっています。
ま、そのうち修正されると思いますが・・・。

発音に関しては、まだ「さ・し・す・せ・そ」が
全部「チャ・チ・チュ・チェ・チョ」になるので、
聞き取りにくいですが、今まで「かあちゃん」
と言っていたのが、ある日突然、「おかあちゃん」
と「お」がつくようになりました。
そのうちちゃんと「おかあさん」と言えるようになるのかな。

サランラップが大好きで、
それを電車に見立てたり、はしごに見立てたり、
ホースや滑り台に見立てたりして、
長いこと自分で遊んでいるチビちゃん、
ここ1ヶ月に覚えた遊びは「かくれんぼ」。
いとこの兄弟がかくれんぼをして遊んでいるのを
横でじーっと見ていて、翌日、
「おばあちゃん、かくれて!」と
祖母に隠れることを要求。
また、
「うーちゃん、かくれる」
と宣言して隠れるのはいいのですが、
探しに行こうとすると、
「うーちゃん、ここにおる!」
と大きな声で教えてくれるのです。
いまいちかくれんぼの本当の意味が分かっていないようですが、
「もういいかい」「もういいよ」
とセリフだけはいっちょまえなのが笑えます。

最近、何でも「あかん!」「~しない」と
言いたがるのが顕著になってきて、
これが反抗期のきざしなのかな、という感じ。

「これ、食べる?」→「食べない」
「じゃあ、お母さん食べていい?」→「あかん」

という風。でも反抗期というより、
否定形の使い方を覚えて、それを使ってみるのが
おもしろいのかな、と思っています。

それより、何でも自分でやりたがり、
ちょっとしたことを親が先にやってしまうと、
そこがチビのこだわりのポイントだったりして、
急に大かんしゃくを起こされたりするのが大変。
みかんの皮むき、牛乳をコップに注ぐ、
ご飯を食べる、等、親にやってもらいたがることが
あるかと思えば、自分でやりたい気分の時も
あるようで、その見極めが難しいです。
それでも以前より、泣いたり不機嫌でいる時間がぐっと減り、
眠たい時と寝起きの時以外は、ほぼご機嫌で遊んでいます。

日本の家族の印象はたぶん、

「愛嬌があってかわいい子、
 でもやっぱりかなり甘やかされてるなぁ・・・」

という感じでしょうか。
日本の子供だったら、この年なら
自分で食べたり、おしっこや着替えなども
自分でやろうとしたりするのかもしれませんが、
つばめがつい手を出してしまっているのもあって、
自分でやろうとせず、周りに助けてもらうのが
当たり前のような態度を取ることがあり、
日本では特にそれが目に付くという面も
あった気がします。
何かにつけすぐ抱っこをせがんだりして、
おばあちゃんにも、「まだ赤ちゃん赤ちゃんしてるなぁ」
と言われていました。

ま、いつまでも赤ちゃんでいるわけでなし、人間
遅かれ早かれ自分のことは自分でできるようになるんだし、
とあんまり焦っていなかったつばめでしたが、
親が子供を赤ちゃん扱いせずに
教えていったらどんどんできるようになるのだと、
日本で気づかされた点もたくさんありました。

みんなに愛情たっぷりにかわいがられて
愛嬌がある部分は残しつつ、
「何でも回りにやってもらって当然」という傲慢な子、
自分で何にもできない子にならないよう、
気をつけたいと思います。





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Last updated  2011/02/12 02:07:18 AM
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