カテゴリ:妊娠生活
入院中、おなかも痛くないのに
病棟の廊下をぶらぶらしている妊婦さんに たくさん出会いました。 つばめが入院したのは二人部屋だったのですが、 隣の人も全然おなかが痛くなさそうなので どうして入院することになったのか聞いてみると、 「おしるしがあったから。」 えー、つばめなんて1人目の時、 おしるしがあった後1週間も普通に家で暮らしてたのに、 中国ではおしるしがあるともう入院なの?とびっくり。 その後、部屋で5人の妊婦さんが集まってミーティング。 乳房マッサージの仕方を習いました。 でも。 それって出産後でも全然いいんじゃないの? 入院して暇な妊婦がいっぱいいるので、 先にこんなミーティングをしたりするのでしょう。 なぜこんなに暇な妊婦がいっぱいいるのか。 次第にそれが分かってきました。 入院中、何度もNSTという胎児の心拍や胎動と 子宮収縮をグラフで観察する検査を受けたのですが、 検査中6人の妊婦さんとおしゃべりして、 3人が予定帝王切開、残り3人は陣痛誘発剤を使って 陣痛をつけているところでした。 帝王切開予定の妊婦さんに理由を聞いてみると、 1. 高齢だから。 2. 恥骨が痛いから。 3. 37週で胎児が3500gと大きく産めないから。 となんだか、え?というような理由でびっくり。 そして、陣痛が来ている3人の陣痛誘発剤を使って出産する理由は、 1. 羊水が少ないから。 2. おしるしがあったから。 3. 不明(聞かなかった)。 いずれにしても自然な陣痛が来て 入院しているという人には一度も出会いませんでした。 そういえば、同室の彼女も、 おしるしがあって入院と言われ、 結局翌日、陣痛誘発剤を使って出産しました。 つばめはますます不安になってきました。 この病院は「計画出産病院」なのではないか。 出産予定日が近くなったら、 なにかと理由をつけて入院させ、 そのまま誘発剤を使って産ませてしまう。 そのほうが病院としては管理も楽だし、 あとで何か問題が起こって、 責められる心配もなく安心。 そういう方針の病院なのだったら、 つばめもそれで入院させられ、 生ませられそうになっているのではないか という疑念がふつふつと沸いてきます。 お医者さんたちはアメリカや日本への留学経験があったり、 とても優秀な方ばかりのようですが、 その方針にはどうも納得できないつばめ。 もともと中国の帝王切開率は50%近くあるので、 半分の妊婦さんは帝王切開、 残りの半分の妊婦さんも、やれ羊水が少ないだの、 胎心に問題があるだの、胎児が大きすぎるだの、 おしるしがあっただの、 出産予定日が近くなったので、 間に合わなかったら心配だからだの、 ありとあらゆる理由で事前入院を勧められ 誘発剤で生ませられるのだとしたら、 本当に全く何の問題もなく 自然に陣痛が来て産む人なんて、 ほんの一握りじゃないかと感じました。 まあ、安全第一の立場からすると、 少しでも危険要素のある人は、 少々予定日より早くても 人工的に陣痛誘発して生ませておくほうが 安心なのかもしれませんが、 なんかね~。 でもこの病院で産むからには 病院の方針に強く逆らうこともできないので、 つばめも今度検査でひっかかったら、 もう陣痛を待たずに計画出産になると思います。 ↓お産グッズ(約500元)。 出産前に必ずこの一式を購入・使用しなければ なりません。家で準備した赤ちゃんの服も、 退院時まで着せられないようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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