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2011/04/02
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カテゴリ:妊娠生活
出産が近づいてきて、
分娩する病院の環境など、
色々知りたいと思っていたのですが、
今回検査入院して、色んなことが分かり、
出産の予行演習をした感じです。

入院する部屋は2人部屋または3人部屋。
2人部屋はトイレとシャワー、そして冷蔵庫とテレビが
完備されていて、3つ星ホテルのツインルームみたいな感じ。
インターネットはできません。
3人部屋は大部屋にベッドが3つ並べてあって、
トイレとシャワーは廊下を出て
共同のトイレ・シャワーを使います。
テレビはありません。
レンジは給湯室に入院病棟に共同で使える
レンジが1つあります。
飲水器はないですが、お湯のタンクが置いてあって、
自由にお湯はもらえます。

赤ちゃんが生まれたらミルクを作るのにお湯やお水がいるし、
哺乳瓶を消毒するのにレンジがあるかどうか
知りたかったのですが、
ミルクは病院で一括で作って注射器に入れ、
1日4回新生児のところに配給されるよう。
注射器から管が出ていて、それをお母さんのおっぱいと一緒に
くわえさせて授乳するのだそうです。
だから、入院中はミルクも哺乳瓶も
準備する必要がないと言われました。

さて、入院するとまずは入院部屋で待機、
陣痛がある程度進んだら陣痛室へ移動します。
陣痛室というと、暗い監獄みたいなイメージが
あったのですが、
実際、つばめが分娩誘発剤を打つ際に通った時は、
日の当たる明るい大部屋にベッドが8つ並べてあって、
何人かの妊婦さんが横になっていました。
病院のベッド数が緊迫しているので、
ベッドの空きがない場合は、とりあえずこの陣痛室で
待機になる場合もあるらしいです。

陣痛室のすぐ横は分娩室で、足を広げるベッドが
置いてあります。陣痛室と分娩室は
壁の仕切りが半分あるだけで実質はつながっているので、
声などは筒抜けです。
もっと叫んだり泣いたりしている人がいるのかと思ったら、
それほどでもなく、結構静かでした。

立会い出産は不可です。
赤ちゃんが生まれたらとりあえず見せてくれ、
その後1時間ほどはお母さんは分娩室で経過観察、
赤ちゃんは別の部屋で処置を受けるので、
母子別々になります。

入院部屋に戻ってからは母子同室です。
しばらくすると、助産士さんが
注射器に入れたミルクを持ってきて、
赤ちゃんに注射器の管とともに
おっぱいを吸わせていました。
ま、生まれてすぐは母乳はほとんど出ないけどね~。

面接時間は毎日PM4~6時まで。
家族の一人だけ面会のため病室に入ることができます。
出産当日のみ、家族の一人が24時間付き添うことが
できるそうですが、男性の夜の付き添いは不可です。

それで、ほとんどの産婦さんが
産後の母子の身の回りの世話をする
ベビーシッターを雇っていました。
病院内にピンクのポロシャツを着ている人が
やたらと多いなあ、と思っていたのですが、
それはみんなベビーシッターだったのです。

日本だと、産後の赤ちゃんの世話は
自分でやるか、看護婦さんがお手伝いしてくれるのでしょうが、
こっちでは、産後はお母さんはベッドから下りては
いけないと言われるし、だからといって、
身の回りのことを何から何まで看護婦さんを呼ぶわけにも
いかないので、結局ベビーシッターを雇うことになるようです。
1日24時間付き添ってもらって150元(約2000円)です。
普通、入院期間の3~7日ぐらい雇います。

こっちは赤ちゃんのお風呂も、
毎日病院が赤ちゃんを迎えに来て、
お風呂が終わったらまた部屋に戻してくれますが、
お風呂の入れ方など、赤ちゃんのお世話の仕方を
病院がいちいちお母さんに教えてくれることはありません。
だから、産後ベビーシッターさんから、
抱っこの仕方やおむつの替え方など、
赤ちゃんのお世話の基本を習うようです。

それにしても、3人部屋にお母さんが3人+
赤ちゃんが3人、それに赤ちゃんの世話をする
ベビーシッター3人が床に簡易ベッドを敷いたり
椅子に座ったりして24時間待機しているのですから、
部屋の中は相当混み合っています。
家族の面会は午後4~6時の間に
一人のみということになっていますが、
実際はうまく入り口をすり抜けて、
時間外に何人もの家族が赤ちゃんを見に来ていたりして、
にぎやかなこと。

つばめは、出産後の体調によりますが、
もし経過が良好で、自分と赤ちゃんの身の回りの世話が
自分でできそうなら、ベビーシッターはいらないかなぁ、
と思っています。
知らない人に世話してもらうのって、
かえって気を遣って疲れそうだし・・・。
でも産後、あまり動きすぎるのもよくないんだよね。

退院後、祖父母や親戚などが
赤ちゃんと産婦の世話ができない場合は、
やはりベビーシッターを雇うことが多いようです。
ベビーシッターの経験によって
月2800~6800元ぐらいと賃金にもかなり差があります。
産後1ヶ月を過ぎると、普通のベビーシッターを雇い、
値段ももう少し安くなります。
産後は祖父母の世話になっても、
4ヶ月の産休が終わってお母さんが仕事に復帰する際に
ベビーシッターを探すことも少なくないようです。

とにかく、産科病棟はベビーシッターであふれていました。

入院グッズは病院統一のものを買わされるので
赤ちゃんのものはおしり拭き以外は準備不用で、
入院時の持参物はカルテと陣痛室で食べる
食べ物と飲み物、そして時計と携帯電話ぐらい。
着替えの服や洗面用具、洗面器、タオル、スリッパ、
トイレットペーパーなどの生活用品は
出産後、家族に持ってきてもらうので
十分に間に合います。

・・・ということで、一度予行演習をしたので
もう入院の心準備はバッチリ。
ほんとなら、おとといもう出産していたかもしれないと思うと、
今のこの時間が、神様から与えられた休日のような気がしています。
いつ出産になるか分かりませんが、
この数日間をゆったりした気持ちで過ごしたいと思います。


↓普通健診の部屋。
 左のベッドで腹囲や子宮底長を測り、
 胎児の心音を聞きます。
 カーテン奥では内診をしますが、
 医師が内診しやすいように、
 頭が奥でお尻が手前に来るように
 足を開いて寝かされるので、
 ベッドで腹囲を測ってもらっている人から
 丸見えなんです!





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Last updated  2011/04/04 12:50:09 AM
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