カテゴリ:育児
ふたり目ちゃんの母子手帳と予防接種手帳
先日、ふたり目ちゃんの健康診断&予防接種を受けに 地区の保健科に行ってきました。 1か月健診のB型肝炎の注射に続いて、 2か月健診ではポリオの薬を飲ませた後、健康診断。 ふたり目ちゃん妊娠中、 北京戸籍のないふたり目ちゃんは、 上の子と同じように母子手帳がもらえるのか、 予防接種を受けられるのか、と心配していましたが、 妊娠中に地区の保健科に出向くと普通に母子手帳ももらえたし、 出産後は母子手帳交付時にもらった 保健科の連絡先に連絡すると、 医師の家庭訪問が受けられ、 予防接種日も教えてもらえました。 そして生後1か月の指定された日に保健所に行くと、 緑の予防接種手帳が交付されました。 最初のページにはふたり目ちゃんの基本情報が 載っているのですが、戸籍の欄には「二人目戸籍未登録」 と正直に印字されていました(笑)。 それでもふたり目ちゃんも上の子と同じように 予防接種を受けられ、しかも指定の予防接種はすべて無料。 二人目は違反のはずなのに、何のおとがめもないのが不思議です。 ふたり目ちゃんは戸籍のない中国人として、 北京に戸籍を持たない地方出身者と同じ扱いになっているようです。 とにかく、一度この緑の予防接種手帳をもらうと、 今後ずっと必要な予防接種がある際、 事前に自宅に電話連絡が入るので安心です。 ちなみに、無料で受けられる予防接種は、 1.BCG 2.A型肝炎 3.B型肝炎 4.ポリオ 5.百日咳・ジフテリア・破傷風の三種混合 6.はしか・風疹の二種混合 7.はしか 8.はしか・風疹・おたふく風邪の三種混合 9.日本脳炎 10.髄膜炎A+C (北京市の予防接種スケジュールです) と日本の予防接種項目をすべてカバーしているばかりか、 日本では有料の肝炎や髄膜炎も無料接種の対象になっていて、 しかも接種時期は日本より早め。 なのでうちの子供たちは、日本では予防接種を受けさせず、 今後も中国のスケジュールに沿って接種を受けていく予定です。 上の子の時は、対象者全員が受ける一種予防接種でも 1回につき5~7元ぐらい払っていた気がするのですが、 新政策により一種予防接種は無料となったようです。 そして上の子の時は一種予防接種項目に入っていなかった A型肝炎とはしか・風疹の二種混合が追加されています。 これ以外に、水ぼうそうやインフルエンザなど、 任意で受けられる二種予防接種もあります。 とにかく、心配していたふたり目ちゃんの予防接種も 問題なく受けられるようでよかった、よかった。 もし地区の保健科で予防接種が受けられないと、 外国人どうしの夫婦の子供のように、 一般の病院で高いお金を払って 予防接種を受けさせないといけないところでした。 しかも病院では予防接種全体のスケジュール管理も してくれないでしょう。 あと北京戸籍がないことで心配なのが 学校教育のことですが、 これも新政策が次々と打ち出され、 北京戸籍を持たない地方の出稼ぎ労働者の子供も 北京で学校教育を受けられるようになりつつあるようなので、 うちのふたり目ちゃんが学校に上がるころには、 もっと緩和されているかもしれません。 中国政府が戸籍のない中国人をどう扱っていくのか、 その動向に今後も注目していきたいと思います。 ↓左から、母子手帳、予防接種手帳、出生医学証明です。 ふたり目ちゃんは出生医学証明ももらえるかどうか、 心配していたのですが、これも出産した病院で 問題なくもらえました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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