カテゴリ:育児
チビちゃん、日本語のほうは、相変わらず、
やれ「ヨーヨー釣り」だの、「輪投げ」だの 「引っ越し」だの、「お土産」だの、 本で聞きおぼえたり、母の口から出た言葉で 分からないものがあると、しつこく聞いてきます。 何度説明しても、「もう一回!」と うれしそうに再度の説明をリクエストするのは、 先月からずっと続いています。 最近、「お名前は?」と聞くと、 「ウシンでちゅ♪」と言うのが、 サザエさんちのタラちゃんみたいで、 かわいくて何度も言わせてしまいます。 苗字は何度教えても言いません。 方言はますますそれらしく、 電車ごっこをしながら、 「電車さん、帰ることにしたみたい。 新しいのに(車両を)換えるんとちゃうか」 などと言ったり、 「うーちゃん、赤ちゃんの時、 (お母さんのことを)『かぁ』って言うてた」 とつまる音が音便化したり。 母が中国語や中国の習慣を自分ほど知らないと 気づいたらしく、ある日突然、 「7ってこうするねんで~」 と手で中国式の7を作って教えてくれた時には、 ずっこけそうになりました。 「お母ちゃん、こんなんできる?」 と手をあっちにやったり、こっちにやったり。 完璧な方言!?で母にいろいろ教えてくれる 最近のチビちゃんです。 一方、おもしろい文法間違いもします。 ある日、床に落ちているカードを拾って、 「これ、踏みそうだから、こっちに置いとくね」 と言うと、 「踏みたら(どうなるの)?」 と聞いてくるチビちゃん。 最初は意味が分からなかったのですが、 どうやら、「踏んだら?」と聞きたかったよう。 外国人がよく間違えるように、 「踏む」は五段活用の動詞なのに、 一段活用のルールを適用しているのです。 また別の日には、 「お母ちゃんどこに行ったらうーちゃんも行く」 と言いながら、母のあとをどこまでもついてきました。 「お母ちゃんが行くところにうーちゃんも行く」 という意味で、これは先に中国語で覚えた言い方を 日本語に訳して言ったため、変な日本語に なってしまったのです。 でも、母の言い方を真似てすぐ間違いは修正され、 正しく言うようになりました。 こういう修正の速さは子供ならではですね。 中国語のほうは、それまで自分のことをni、 相手のことを「我」と逆に言っていたのですが、 最近やっと、「我(私)」と「ni(あなた)」を 間違えずに使えるようになりました。 中国語はすでに日本語より流暢にしゃべっており、 これから幼稚園に行くと、ますます母との時間は減るので、 よりいっそう中国語優勢になると思います。 日本語力を維持・発展させていけるように、 母子の会話の時間を大切にしようと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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