カテゴリ:育児
チビちゃん、先月末で2歳9か月になりました。
ここ1か月の日本語の変化といえば、 自分のことを「ボク」と言うようになったこと。 ある日、つばめが「ウシンくーん」 とチビちゃんの名前を呼ぶと、 「は~い、ボク、ウシン。」 と返事をしたのでびっくり。 その日を境に、自然に自分のことをボクと言うようになりました。 あいかわらず自分でご飯を食べようとしないチビちゃん、 「お母ちゃん、これ持って。ボク食べるから。」 と指示だけは上手です。ほかには、 「ボクね~、とってもとってもおいしいスープ作ったよ~」 「こーんな大きい本、ボク見たことない」 「お母ちゃんが洗い物してるうちに、ボク、高いビル作るね~。 できた!ボク、こーんな高いビル見たことある」 という感じ。自分のことを「うーちゃん」と 言うこともありますが、ほとんど「ボク」を使っています。 そして、「で」「やで」「ねん」「やねん」などの 方言の助詞をうまく使うようになり、 よりこなれた日本語を話すようになりました。 「お母ちゃん、これ持って。こうやって持つんやで。わかった?」 「このイルカ、飛んだり跳ねたり、また上がってきたりするねん。 この子、水の中の魚がだ~いすきやねん。お母ちゃん、わかった?」 と教えてくれたり、 「お母ちゃん、これ飲んだらおいしいで~。」と 勧誘してきたり。関西弁があまりに板についているのが かわいくて、思わず笑って抱きしめてしまいます。 構文的には、「・・・やで(やねん)。わかった?」という パターンが多いです。いつも母に言われているのを そのまま言っているのでしょう。 「お母ちゃん、自分で元に戻してね。」 「この料理、あっちの水とこの牛乳を入れて作った。 お母ちゃん、食べるんやったら食べる、 食べへんのやったら、ごちそうさまって言ってね~。」 なんていうのは、まったく、 いつも母に言われているセリフそのもので思わず苦笑い。 あいうえおの本を見ながら、 「こっちが『れこ』で、こっちが『ねこ』。わかった?」 と言うと、チビちゃん、 「わかった。今度から言うね。」 と返事してくれるのも笑えます。 母のセリフのまねだけでなく、本やDVDに出てきた言葉を ちょっと変えて話したりします。 「お母ちゃん見てみ~。うーちゃんの足、こーんなに長いで~」 (「ぐりとくらとぐろーりーぐら」の本の真似) 「(ウサギのおもちゃを紙くずに埋めて) いろんなところにかくれんぼ。どこに隠れてるかな~?」 (しまじろうのDVDの引用) という具合です。ほんの数回見たり聞いたりしただけなのに、 子供の模倣能力ってほんとすごいですね。 言葉っていうのは、真似からはじまるものなんだな~、 とチビを見ていると思います。 他の変化といえば、ここ1か月のうちに、 文節ごとに「ね」を挟んで、かなり長い文を 話すようになったこと。 「ボクがね~、BMWって言うたらね~、 お母ちゃんがね~、ベンツって言う」 「ボクはね~、冷たいのがね~、大好きやねん。 クーラーよりね~、もっとね~、風が大好きやねん。」 という感じ。つばめも長い文を話す時は、 「ね」を挟んで考えながら話すので、 それをそのまま真似しているのでしょうね。 「ここに皮むいて種取ったライチある」 のような長い修飾がかかった文も自然に話したり、 「ボク、カーキャリー作ったんやけど、お母ちゃん、見る? このカーキャリーの中、蒸し暑い。暑くてたまらないの。」 のように「~けど、・・・?」というパターンの複文を よく使って話すチビちゃん、 細かい表現力がついてきているのを感じます。 例えば、 チビ:「この扇風機、上のと同じかな」 母:「同じやで。」 チビ:「でもちょっと違う。」 母:「どこが違うの?」 チビ:「上のは羽のところがあっち向いたりこっち向いたりするけど、 下のはしない。」 上(6階)の扇風機と下(1階の義父母の家)の 扇風機の違いを見つける観察力もさることながら、 どう違うかをちゃんと言葉で説明したのには感心。 発音はまだタラちゃんですが、 ペラペラと絶え間なく日本語をしゃべっています。 幼稚園が夏休みなので、母と一緒の時間が増えて、 日本語もこなれてきた感じがするチビちゃんです。 つづく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/08/05 06:20:15 PM
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