カテゴリ:育児
ある日の午後、つばめが1階の寝室でふたり目ちゃんに
授乳していると、リビングからチビのかん高い叫び声が。 どうやら遊んでいて何か気に入らないことがあって 怒っているよう。 「何が気に入らないの?どうしておばあちゃんを たたくの!?」 という義母の声がリビングから聞こえてきます。 かんしゃくを起こしておばあちゃんを叩くなんてよくない、 一言注意しないと、とつばめは焦りますが、 ふたり目ちゃんに授乳中で動けません。 チビのかんしゃくは止まらないようで、 しばらくすると、 「おばあちゃんを叩くんなら、 もう遊んであげない!あっち行くからね!」 という義母の声。 いつもはチビがかんしゃくを起こしても、 叩かれても怒らず、やさしく諭し続ける義母が、 少し怒った様子でその場を離れたようなので、 少しは厳しくしないとチビのやりたい放題では困るし、 怒ってくれてよかった、 少しチビも反省したかな、と思って ほっとするつばめ。 しばらくして、寝室からリビングに出てみると、 なんとチビちゃん、テーブルの上に腰かけて、 おいしそうなアンズを義母にむいてもらって 食べさせてもらっているではありませんか。 思わず、 「おばあちゃんを叩いたのに、 そんなとこでおいしいもの食べさせてもらってるの?」 と聞くと、チビちゃん、 「大象打敗了?蟻(アリがゾウをやっつけた)。」 と一言。 アリがチビでゾウが義母ですね。 あまりのたとえのうまさに、 怒るつもりがつい笑ってしまいました。 あとで義母がどこでそんな言い回しを覚えたのか 聞いてみると、幼稚園で習ったとのこと。 習ってすぐバッチリのタイミングで 使えるのはすごいなぁ、とつい感心。 それにしても、 悪いことをしたのに、ごほうびをもらった形に なっているのがどうも腑に落ちないつばめ。 テーブルにも座らないようにつばめは言うのですが、 義母はあまり気にならないようです。 いや、気になっても、注意して泣き叫ばれるのが嫌だから、 そのままするがままにさせているのかもしれません。 アリのくせにゾウの言うことをきかないで やりたい放題のチビちゃん、 一度ぎゃふんと言わせてやらないと、 と思った一件でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/08/10 04:55:07 PM
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