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ニーハオ中国

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2011/12/09
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カテゴリ:育児
今、義父母の家に親戚が長期で
泊まりきているのですが、先日その人に、

「あれ、つばめ、ふたり目ちゃんには
あんまり日本語で話しかけないねえ。
チビちゃんの時には、生まれてすぐから
すごく意識して絶え間なく日本語で話しかけてたのに。」

と言われました。義母も同意して、

「私もそう思ってたのよ。ふたり目ちゃんも
チビちゃんみたいにバイリンガルになってほしいけど、
この環境では無理かもしれないわね。」

と言います。そう言われてはじめて、
ふたり目ちゃんの日本語教育を手抜きしていたことに
気付かされたつばめ。

上の子の時は、

「つばめ以外は全員中国語という環境で、
はたしてこの子は日本語を話せるようになるのか」

という危機感があり、

「この子に日本語を教えられるのは母のつばめしかいない」

と、生まれたすぐから、すごく意識して
日本語で話しかけていました。
日本で子育てする普通のママが1話しかけるなら、
つばめはその3倍か5倍話しかけないと、
普通の日本の子供並みに話せるようにはならないと考え、
とにかく日本語を話してきかせることを
非常に意識していました。

その成果あってか、上の子の日本語は、
日本で育った子と同じとまではいかないかもしれませんが、
3歳にしてはかなり流暢に話せるようになっています。

それでほっと一安心したのもあって、

「ふたり目ちゃんも、普通にしてれば
上の子のように日本語を話せるようになるだろう」

という気持ちがあり、特に意識して
日本語で話しかけるということをしていませんでした。
上の子の時は、つばめは上の子にかかりっきりでしたが、
ふたり目ちゃんは、ただでさえ母の時間の半分は
お兄ちゃんの相手に取られています。
バタバタと忙しくしているうちに、
ふたり目ちゃんにゆっくり日本語で話しかけたり
相手をしてやることなく、
気がついたら8か月が経っていました。

でも考えてみると、
上の子が日本語が話せるからといって、
下の子も自然に話せると考えるのは甘いですよね。
上の子がに母親と日本語で会話するのを聞けるという
メリットはあっても、やっぱり母親のつばめが
直接ふたり目ちゃんに日本語で語りかける時間が少なければ、
やっぱりふたり目ちゃんの日本語レベルに影響すると思います。

日本語教師であるつばめは、
子供が日本語をどれだけ話せるようになるかならないかは、
日本語のインプット量にかなり関係すると思っています。
1つの単語を10回聞いて覚えるか、50回聞いて覚えるかは、
子供の記憶力のよさや、その単語を聞いた場面の
インパクトの強さによって違うとは思いますが、
いずれにしても、まずは日本語をいっぱい聞いて
インプットしないと、話せるようになんてならないのです。
インプットがあってはじめてアウトプットがあるのであって、
日本語を話し聞かせてないのに、
子供が勝手に日本語を話し始めるわけがありません。

中国の家族に囲まれている中、
日本語を話すことを意識していなければ、
つばめの発話のほとんどが中国語になってしまいます。
子供に話しかけるのだって、周りの家族が何を言っているか
分かるようにという意識が働き、つい中国語になってしまうのです。
周りの家族の分からない言葉(日本語)で子供に話しかけるのは、
「家族が分からなくても、とにかく子供には日本語で話しかけるのだ」
という強い意志がないとなかなか徹底できません。

「ま、なんとかなるさ」と思って
ふたり目ちゃんに特に意識して
日本語で話しかけていなかったことを反省した次第。

これからは意識して、ふたり目ちゃんに
いっぱい日本語で話しかけてあげようと思います。





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Last updated  2011/12/10 02:37:49 AM
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