カテゴリ:育児
最近のチビちゃんは、母に伝えたいことがたくさんあるようで、
立て続けにバーッと日本語を話すのですが、 何を言っているのかよく分からないことが多いです。 ままごとをしているチビちゃんに、 「そのスパゲティーは何味なの?」 と一言聞くと、 「あのね、あのね、ジャム味。 あの、スカベティーの作り方は、 ジャムに水を入れて混ぜて、ちょっと溶かして、 泡だて器で混ぜたら、ジャムと水が戦って、 それでジュージューして焼いて、 かたくなったらそれでいいねん。」 と延々と話が続きます。 最近聞き覚えた言葉をつなげて、 想像を働かせてしゃべっているのですが、 焦っているのと文が長いのとで分かりにくいです。 それでも自分の言いたいことをどんどん表現できるように なってきてはいるようです。 赤ちゃんがチビちゃんの薬をひっくり返したので、 「ダメでしょ!」 と言うと、チビちゃん、横からすかさず、 「ボク飲まへんからええやん」 と、ここぞとばかりに 自分が薬を飲まないとうまく主張したり、 母のつばめが 「むき栗食べる?」 と聞くと、 「お母ちゃん食べとき。ボク食べない」 と言ったり。 こちらが言うことに答えるというよりも、 自由に文を創造しておしゃべりしています。 ある日など、レストランで食べ残したフライドポテトを うちで出したら、それを食べながらちょっと思案して、 「これ、おじいちゃんと幼稚園で食べて、 ボクが好きやったから、はじめてお金払って 買ってきたものやねん」 といかにも本当らしく言ったのにはびっくり。 何を思案しているのかと思ったら、 そんなことを考えていたのですね。 数日前に幼稚園のクリスマスパーティーがあり、 そこで食べたフライドポテトのことが 蘇ってきたのだと思いますが、 「はじめてお金払って買ってきたものやねん」 というところは、チビちゃんの想像の世界が 垣間見えて、思わずクスッと笑ってしまいました。 まだ自分でお金を使ったことないチビちゃんですが、 イメージだけは十分ふくらんでいるようです。 また別の日は、ホワイトボードに○のようなものを書き、 「ボク、ゾウを書きたかったけど、 書かれへんで、こんなん書いた」 と言ってきたり、長―いくねくねした線を描いて、 ヘビと言ったりタコと言ったり、 クジラやアイスクリームなど、 チビちゃんの想像(創造!?)は とどまるところを知りません。 突然自分の服の一番上のボタンを指して、 「ここ光ったらもう帰らなあかんでって いうことやねん。ウルトラマンみたいやろ」 と言った時には思わず笑ってしまいました。 2歳10か月ごろから「なんで(なぜ)?」と 言い始めたチビちゃんですが、最近は、 「そばってどうやってできるの? ボク、立ち食いそばしたい」 など、疑問の範囲もどんどん拡大。 「~ってなに?なんで?どうやって?」と しきりに聞いてきます。 最近のブームは「えーっ」。 つばめが 「赤ちゃんうんちしたよ」 と言うと、 「えーっ、うんちしたの」 「とってもくさいよ」 「えーっ、くさいの」 「でも笑ってるよ」 「えーっ、笑ってるの」 と何にでも「えーっ」をつけて、 その後、母の言葉を繰り返します。 「えーっ」という言い方を覚えて、 いっぱい使ってみたい時期なのでしょうか。 それにしても、子供って、 まねっこやごっこ遊びから言葉を覚えるのですね。 新しい言葉を聞きおぼえると、 すぐにまねをして繰り返し言ってみたり、 ごっこ遊びの中で使ってみるチビちゃん。 そうして何度も使っているうちに、 だんだん使い方をマスターしていくようです。 チビちゃんの口から出る言葉の8割がたは ごっこ遊びの想像の世界で発せられている気がします。 これからも想像力たくましく、 新しい言葉を身につけて言ってほしいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/02/27 04:04:33 PM
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