カテゴリ:母乳・断乳
口中に水泡ができておっぱいが飲めなくなったのを機に
7月初旬に断乳したつばめ。 決意して断乳したというより 成り行きだったのですが、 意志の弱いつばめは、こういうことでもないと、 負担に思いながらも2歳ぐらいまで授乳していたかもしれません。 これから大きくなるほど子供も記憶力がついてきて やめにくくなったかもしれないし、 まぁ、これでよかったのかなぁ、と思っています。 母乳をいつやめるかというのも人それぞれで、 ママと赤ちゃんがいいと思う時期まで おっぱいやってていいと思うのですが、 つばめは正直、1歳過ぎて 8回を超えた授乳回数を負担に思っていました。 だからこの機会にやめられてメデタシメデタシ、なのですが、 母乳って学生時代のクラブ活動と同じで、 やってる時は大変でやめたい、などと思ったりするのですが、 いざなくなると、心に何かが欠けてしまったようで寂しい。 だから今授乳中の方には、どうぞこの特別な期間を 楽しんでくださいね、と言いたいです。 つばめは上の子は母乳とミルクの混合栄養で育てたのですが、 母乳では本当に苦労しました。 ふたり目ちゃんの時は1日8回の授乳を苦痛に感じ、 5、6回で済むなら続けるけどなぁ(でも安心パイなので どうしても頻繁にほしがる)、と思っていたぐらいですが、 上の子の時はそんなどころではなく、 生後半年経つのに1日13~14回授乳していたことも。 しかも、吸わせれば吸わせるほど母乳が増えるという どこかで聞きかじった知識をうのみにし、 1回30分も40分も、時には1時間近くも 吸わせたりしていたので、 ほんと1日中ほとんどの時間を授乳に奪われ、 はっきり言って気が狂いそうでした。 当時は、「吸わせる回数が多いほど出る」 「吸わせる時間が長いほど出る」と言うけど、 ではいったい何回ぐらい吸わせたらよくて、 1回何分ぐらい吸わせるのがいいのかが分からず、 とにかく数は多いほどよい、 時間は長いほうがいいのだろうと思い込み、 やたらめったら授乳を繰り返し、 親子ともどもヘロヘロの毎日。 ところが完全母乳だったふたり目ちゃんは 新生児の頃から、7,8回の授乳回数。 そこではじめて、 「母乳が足りていれば赤ちゃんはそんなに頻繁には 泣かないものなんだなぁ」 「やればやるほど出るっていったって、 そんなにやたらめったら授乳する必要はなかったのだなぁ」 と実感しました。 「ミルクをやりすぎると母乳が減る」と、 これまたどこかで聞きかじった知識をうのみにしたつばめ、 ミルクを制限して必死で母乳をやろうとしたため、 常におなかをすかせて泣き叫ぶ赤ちゃんを 抱きかかえて部屋をうろうろする毎日。 今思えばわが子は明らかにおなかをすかせて泣いていたのに、 「赤ちゃんが泣くのはおなかがすいているからとは限らない」 という本のセリフを自分に言い聞かせて、 できるだけミルクをやらずに 母乳でいこうとがんばってしまいました。 今思えば何でそこまでやってしまったのだろう、 当時は気が狂ってしまっていたのだとしか思えません。 ミルクをやりすぎると母乳を飲む量が減り、 その分出る母乳量が減るというのは 確かに一理あるのかもしれませんが、 つばめの場合は1か月も2か月もミルク制限してみても 結果は同じだったのです。 ふたり目ちゃんへの授乳で感じたことは、 「母乳の量は赤ちゃんの飲む量に応じて1回1回調整される」 というもの。その実感をもって過去を振り返ると、 数日間ミルク制限してみて変化がなかったら、 ミルクのせいで母乳が出ていないのではないと 判断すべきだったと思うのに、 それを数か月にわたって、母乳は足りないままなのに ミルクを赤ちゃんに十分に飲ませてやらなかった つばめはほんとにバカだったなぁ、 虐待に近いことをしてしまっていたのかも、と今になって思います。 さっさと混合でいいやと気持ちを切り替えたらよかったのに、 なぜか異様に母乳にこだわってしまったのです。 実際に生後数か月で混合栄養から完全母乳になった 何人かの友人の話を聞いたりしたため、 つい「自分もがんばれば完全母乳になれる」と 思い込んでしまったのです(人によって違うのに!)。 (つづく) ↓折り紙。 チビちゃんは赤で、つばめはピンクでハートを折りました。 チビちゃん、赤いハートをつばめに差し出し、 「ボクのハートをお母さんにあげる!」 そのセリフに思わずドキッとしてしまいました(笑)。 P1120450 posted by (C)つばめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/07/28 12:47:02 PM
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