カテゴリ:中国で子供の教育
昨日、「中国で育った二重国籍の子供の大学受験について」
という記事をUPしたところ、 「日本と中国、どちらの国でも留学生は就職が大変」 というご指摘を受けました(詳細はコメント欄参照)。 考えてみると、ほんとにそうですね! 親はとかく、目先の大学の入学のことばかりに目が行きがちで、 その後の就職のことなんて全然頭になかったので、 ご指摘を読んで、なるほどと気づかされた次第。 子供が将来中国国籍を選択し、 留学生として日本の大学に入ったとして、 卒業後、日本で就職するとなった際には、 外国人としての就労となり、 就労の在留資格が出る職種が限られます。 日本で大学を出た後、日本で就労を希望する外国人は 沢山いますが、希望通りに日本で就職先を見つけられる外国人は、 その1/4ほどしかいないと言われるほど 外国人の就職状況はなかなかに厳しいようです。 では、子供が日本国籍を選択して、 留学生として中国の大学に入り、 卒業後中国で就職したいとなった場合、 外国人としての就労となりますが、 中国では、就業経験が2年以上ないと、 就労ビザが出ませんので、 大学卒業後すぐ中国で仕事につくのは難しい。 だから単に入試に有利だというだけで、 安易に留学生としての道を選ぶのはどうかというご意見。 なるほど、そういう見方もあるのかと気づかされました。 しかしほんと、そう考えると、 私たちの子供のような中国で育つ日中ハーフの先行きは、 なかなか難しいですねぇ。 留学生という道は就職が難しいという問題があるけど、 だからといって、 日本国籍を選んで帰国生として日本の大学入試を受けるのは、 前回記事に書いたのようにややこしいところがありますし、 中国国籍を選択して、厳しい受験競争を勝ち抜いて 中国の大学に入ったところで、今のご時世、 いい就職先が見つかるとも限らない。 こういうふうに考えていくと、 中国で育つ二重国籍の子供の将来は、 八方ふさがりのお先真っ暗のようにも思えてきますが(笑)、 ま、その時になれば何らかの道が開けてくるはず、と信じて、 今は子供がしっかりした大人に育って、 語学でもなんでもいいから、 社会で必要とされる技能を身につけるか、 自分で起業するぐらいの器量を持った人間になるように 願うのみです。 私も、子供たちが社会に求められる人間になるように、 どう転んでも!?たくましく生きていける力を持った 人間になるように、ということを頭の隅に置きながら、 頑張って子育てしていきたいと思います。 ↓ 久しぶりに「海底捞」という鍋のお店に行きました。 いつも行列ができる店で、席が空くのを待つ間、 テーブルと椅子にスナックや飲み物、果物、 オセロなどの遊び道具まで提供してくれ、 鍋以外にミニトマトやフルーツ、前菜、お粥などは 無料で取り放題。 子供がいれば、ちょっとしたおもちゃをくれ、 めがねをかけている人がいれば、眼鏡拭きをくれる。 子供の遊び場もあって、店員が子守りもしてくれるし、 待ち時間や帰りには無料でネイルケアや靴磨きまで やってもらえる素晴らしいお店。 ↓レストラン入口で、チビちゃん、ゲームにはまってます。 後ろに写っているのは、ネイルサービスコーナー。 IMG_7467 posted by (C)つばめ ↓手打ち麺を頼むと、踊りながら麺を打つパフォーマンスを 見せてくれます。味もおいしい! IMG_7475 posted by (C)つばめ IMG_7477 posted by (C)つばめ IMG_7480 posted by (C)つばめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[中国で子供の教育] カテゴリの最新記事
|
|