カテゴリ:中国で子供の教育
日中二重国籍の子供が、
高校まで中国人として中国で学校教育を受け、 その後日本国籍を選択して日本の大学に進学するという場合、 高校の卒業見込み証明が中国名なのに 日本の大学へ帰国生として申請書を書く際には 日本名という矛盾が起こりうるということに対して、 同一人物証明のようなものが取得できるのかどうかについては、 情報がなかったのですが、先日、北京の日本大使館に電話で 問い合わせてみたところ、以下のようなことを 教えてもらいました。 中国で生まれた子供が、日本の市役所に届け出る際に 中国の出生医学書を提出した場合、 普通、日本の出生届の備考欄に、 「中国の出生医学証明の名前は○○(中国名)である」 という旨を親が一筆書いていることが多い。 もしそういう記載があれば、 出生届のコピーにその旨を明記して 市役所が印を押してくれるはずで、 それが同一人物の証明として使えるかもしれない、 ただし、子供が日本で生まれた場合、 中国名を出生届の備考欄に記載することは普通ないので、 この方法は使えないかと思います、とのこと。 これを聞いて、ふと思い出したのが、 チビちゃんの出生届の提出経緯。 中国で生まれたチビちゃん、 中国の出生医学証明は当然中国名だったのですが、 出産前に日本の管轄市役所に事前に問い合わせたところ、 日本の出生届を中国に持っていき、 中国の医師にその出生届を使って記入をしてもらえば、 それを受理するとのことだったので、 出産後つばめが事前に日本の市役所で もらっておいた出生届にチビちゃんの日本名等を記入し、 出生日や身長体重などを中国の医師に記入してもらい、 病院のはんこを押してもらったものを 日本の母に郵送し、母に代理で出生届を 提出してもらったのでした。 ・・・ということで、チビちゃんが日本の市役所に出生を届け出るのに 中国の出生医学証明は使っておらず、 当然、出生届けの備考欄に中国名などを 親が記入することもなかった思います。 だから、うちのチビちゃんは、日本の市役所で 同一人物を証明するような書類を取得することは できなさそうです。 でも、中国で出産し、日本の市役所(あるいは中国の日本大使館)に 出生届を提出する際に、中国の出生医学証明を使用し、 出生届けの備考欄に中国名を記入した方にとっては、 市役所で同一人物を証明するような書類が取れそうだという情報が、 どなたかにお役に立つことがあるかも、と思い、 こちらに書かせていただきました。 うちのチビちゃんの行く末は分かりませんが、 基本中国で育って中国人として教育を受け、 おそらく将来も中国国籍を選択するのではないかと、 つばめはひそかに思っています。 どちらの国籍を選択しても、 どこで大学に行っても行かなくても、 子供が幸せな人生を歩んでくれればそれでいいと、 つばめは思っています。 ↓昨日はハロウィンでしたね~。最近は幼稚園でも ハロウィンに色んな活動をするところもあるようですが、 うちのチビちゃんが通う幼稚園は何もありませんでした。 家を飾っているのは、月一回行われるニッポン塾 (日本人ママ&中国人パパを持つ子供の会)で作った切り絵。 IMG_7656 posted by (C)つばめ IMG_7652 posted by (C)つばめ IMG_7654 posted by (C)つばめ IMG_7658 posted by (C)つばめ IMG_7653 posted by (C)つばめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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