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ニーハオ中国

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2014/03/11
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カテゴリ:義母の死
ベッドルームから一歩も出てこなくなった義母は、
数日間は自分でベッドルーム横の
トイレに立ったりしていたようだが、
なにせほとんど食事を取っていない状態なので、
あっという間に立ち上がれなくなり、寝たきりになった。

あんなに子供が好きだった義母が、
ほんの少しの物音にもイライラするようになり、
つばめは1週間ほどの間、ほとんど1階の義父母宅に下りず、
子供たちとともに6階で食事を取っていた。

食事やトイレなど、身の回りの世話は、
義父と親戚(義母の二人の実妹)が
つきっきりで世話をしていたので、
私はその間、義母の様子を直接見ることはなかった。

そして、しばらくぶりに1階に下りて、
義母のベッドルームを覗いて、驚いた。
ふっくらしていた義母が、頬はげっそりとこけ、
見る影もなくやつれ果てていたのだ。
目だけがぎょろりとしているが、表情は乏しく、
話をするのもおっくうな様子。

9日間、ほとんど食事らしい食事を
取れない状態だったのだから、
それこそ餓死寸前の状態である。
時々、義母の妹のおばあさんから、
太めのストローがないか、と聞かれ、
ああ、もう普通に食事ができず、
ストローで流動食を少し取るぐらいしかできないのか、
と想像したり、点滴を受けてから数日間、
毎日何度も呼吸困難の発作に襲われ、
死ぬのじゃないかと救急車を呼ぼうとしたとかいう話を聞いて、
薬の副作用の激しさを想像していたが、
ほんの数日ぶりに見る義母のあまりのやつれぶりに、
正直ショックを隠せなかった。


つづく。





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Last updated  2014/03/23 01:58:35 AM
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