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ニーハオ中国

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2014/04/03
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カテゴリ:義母の死
さて、義父との昼食2日目、
約束の時間に1階に下りてみると・・・、

義父、ソファーに座りながら
チラッとこちらを見て、

「ワシはもう、昨日の残りの麺を食べたから」

と一言言い残し、そのままバタンとドアを閉め
奥へ引っこんでしまった。

昨日、白ご飯と夜の残り物を食べると
言っていたあの話は、なんだったのか。
義父と食卓を囲むために
わざわざ1階に下りてきたつばめ達は、
シーンと静まり返ったリビングに取り残され、
ひっそりと残り物を食べたのであった。

このことにかなり頭に来ていたつばめであったが、
これに懲りずに夜、
翌日の昼は軟餅(中華風チヂミのようなもの)と
お好み焼きにしましょうか、と提案。
軟餅なら、親戚のおばあさんの作るのを見て
作り方も分かるし、
キャベツと西葫芦(ヘチマに似た野菜)が余っているので
それを使い切るために、と説明もし、
義父もわかった、と同意。

ところが翌日の昼、1階に下りてみると、
義父、またもや先に、
冷凍餃子をゆでで食べていたのである。
これにカチンときたつばめ、思わず、

「お義父さん、昨日一緒に軟餅を作って食べましょう、
 という話だったのに、なぜ別の物を食べているのですか。
 家族揃って食事することが大切っていうことで、
 私たちはわざわざ約束した時間に1階に下りてきているのに、
 お義父さんだけ先に食べて、
 家族団欒の雰囲気なんてひとかけらもないじゃないですか。
 それは、私達に、勝手に食べろってことですか。
 もう1階に下りてくるな、ってことですか。」

と詰め寄った。

「そこまでの意味はないけど・・・」

と言葉を濁す義父。

「じゃあ、1階で食べることは食べるけど、
 お互いに、別々に好きな物を作って
 食べるってことですか。
 じゃあ私も、明日から好きな物を作って食べますから」

と宣告。
そして、つばめと2歳の下の子二人でお好み焼きと
西葫芦の軟餅を食べ、1枚分の種を残しておき、

「お義父さんの分まで作ってしまったので、
 そのまま置いておいても仕方ないし、
 よかったら自分で焼いて食べてください」

と言うと、ちょっとは反省したのか、
余った種を自分で焼いて食べた義父。
しかし、そういった反友好的な態度は
まだしばらく続いたのだった。

つづく。





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Last updated  2014/04/03 05:27:20 PM
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