ニーハオ中国

桜の花が咲き誇る4月、
新しい門出に胸ふくらませながら、
つばめと夫は日本で結婚式を挙げました。

あれからはや10年。

「あ、明日って結婚記念日じゃなかったっけ？」

と言い出したのは、夫。

「ん？明日？あ、もう過ぎてるよ！おとといだよ。」

夫が自分の結婚指輪を抜いて日付を確認すると、
やっぱりおととい。
つばめもすーっかり忘れていました。

いや、年月とはこれほどまでに
人を変えてしまうものなのですね（苦笑）。
一般的に、女性のほうが記念日等をよく覚えていて、
男性のほうが忘れがちと聞きますが、
つばめはほぼ毎年、結婚記念日を忘れていて、
言いだすのはだいたい夫のほうです。

子供が寝入った後、
ワインとクラッカーを出してきて、
遅ればせながら二人で結婚10周年を
祝うことに。
お酒が入った勢いで、

「ねぇ～、今でも私のこと好き？」

と、いつも聞きたいけど
なかなか機会がなくて聞けないセリフを
口に出してみると、

「うん」

と一言。
ほんとはもっとはっきり
「好き」と言ってほしかったけど、
「変なこと聞くなよ」と
はぐらかされたりするよりはましか笑。

女性はいつも「好き」って言ってほしいけど、
男性はあんまり言わないし、
言ってもほしがらない（そんなことない？）。
ちなみにうちの夫は、「ねぇ、ボクのこと好き？」
とは一度も聞いてきたことはないです。

「10年だね」

って言うと、

「これからも僕についてきてな」

だって。

「うん、これからもあなたについていくね」

って答えた後、なんだかあんまり
芝居がかったセリフなので、笑ってしまった。

結婚する前は、

「やっぱり国際結婚だし、色々問題とか起こるのかな」
とか、
「結婚後もずーっと同じ人を好きでい続けられるものだろうか」
とか、
「結婚してから他の男性を好きになってしまう
　ってことはないのだろうか」

なんて不謹慎なことを考えたりもしたけど、
幸いなことに今のところそういうことはなく、

「夫が男の中で一番だ」

とは思わないけど笑、

「私には夫が一番だ」

という気持ちには変わりがない。
10年という年月は確かに人を変えるけど、
夫のことを「この人だ」って思った部分は
今も変わっていなくて、
今も夫を好きでいる自分が不思議です。

これからも、この人と
年月を重ねていきたいと改めて思った、
遅ればせながらの記念日でした（笑）。

↓ブロックで塔を作り、お祈りするふたり。
「ペロペロキャンディーをいっぱい食べられますように･･･むにゃむにゃ（ずーっとつづく）」

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