カテゴリ:育児
最近、ある方から、
「つばめさんちの中国戸籍のないふたり目ちゃんは、 予防接種はどうされているのですか? 日本に帰った時に受けているのですか?」 という質問を受けました。 他にも同じ疑問をお持ちの方が いらっしゃるかもしれませんので、 参考までに我が家の例を書いてみます。 北京で生まれたふたり目ちゃんは、 もし最寄りの派出所に北京戸籍登録に出向くと、 20~30万元(約300~500万日本円)もの 罰金が科せられると予想され、 「そんな大金を払ってまで、 北京戸籍を登録する必要性は 今のところない」 ということで、中国の戸籍の届出はしていません。 中国は戸籍の届出に日数制限はないようで (と勝手に思っている)、 もしどうしても中国戸籍が必要になったら、 罰金を払って登録しよう、というのが 私達夫婦の当面の考えです。 さて、そんなわけで中国戸籍のないふたり目ちゃんですが、 出産後、最寄りの保健局に出向くと、 上の子と同じように、「緑本」と呼ばれる 予防接種証が交付され、 上の子と同じように、すべての予防接種を 無料で受けられています。 北京に戸籍もなく、しかも親の一方が外国人だというのに、 無料で予防接種受けられるなんて、なんだか不思議。 予防接種証の最初の子供の基本情報ページの 「戸籍住所」には、はっきりと 「二胎未上户口(二人目戸籍登録まだなし)」 と印字されています。 派出所の戸籍課と保健局とは連動していないようで、 予防接種は戸籍の有無とは関係ないようです。 中国の地方から北京に引っ越してきた 地方戸籍の子供達も、一緒に予防接種を受けている模様。 (外国人同士の夫婦の子供でも 申し出れば予防接種を受けられると聞いたこともありますが、 定かではありません。) 上の子が生まれた時、日本の予防接種スケジュールと 北京で受けられる予防接種を比べたことがありますが、 北京の予防接種は日本の予防接種項目をすべてカバーしている上、 日本より種類も多く、接種時期も概ね日本より早くなっています。 (数年前の状況です。現状・詳細は各自ご確認ください)。 日本のほうにも予防接種のお知らせが来ますが、 うちの子供たちは日本で接種したことはなく、 すべて中国の予防接種スケジュールに沿って 予防接種を受けています。 中国の予防接種の安全性等に不信感を持つ方は、 北京の外国人がいくような病院で 子供に予防接種を受けさせたりもしているようですが、 それなりに費用も高いようです。 予防接種を受けに毎回日本に戻っているという知り合いも いた気がしますが、うちは年1回しか日本に帰国しないし、 かなり現地化して暮らしているし、 タダで打ってくれるなら中国現地の子供と同じでいいや、 ということで、保健局で打ってもらっています。 任意接種で、中国製のワクチン(タダ)と、 外国製のワクチン(200元ぐらい)を選択できる時には、 一応外国製を選んでいるのが 唯一の国際結婚ファミリーの証か!? という我が家です。 もし、現地で予防接種を受けられるか知りたい場合、 まず最寄りの管轄保健局に出向いて (場所は、近所の子供たちの親御さんに、 どこで予防接種しているか聞くと分かると思います) お子さんがそこで予防接種を受けられるかどうか 確認されるのがよいと思います。 少しでも皆様のご参考になれば幸いです。 ↓北京市免疫予防接種証(パスポートサイズ) (俗に「緑本(リューベン)と呼ばれています」) 見開きページの子供基本情報の戸籍住所欄には、 「二人目戸籍登録まだなし」との印字。 IMG_0324 posted by (C)つばめ IMG_0322 posted by (C)つばめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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