カテゴリ:中国で子供の教育
このところ、和華の会のメーリングリストや
友人達の間でも、子供の教育に関することが よく話題に上るので、 夫はどう考えているのかなぁ~と思い、 何度か話を振ってみましたが、 あまり相手にしてもらえない状態が続いていました。 しかしある晩、お酒を飲んで帰ってきた夫に 子供の教育についてどう思っているか聞いてみると、 結構調子よくしゃべり出しました。 夫は、普段は口数がそれほど多い人ではありませんが、 お酒が入ると、口が滑らかになるのです(笑)。 目下、一番先に決めなければならないのが、 上の子をどういう国籍(身分)で小学校に入れるかですので、 北京戸籍を放棄し、外国人として国際部等に入る方が、 実力より上の学校に入りやすいという点で有利かもしれないこと、 芳草地小学国際部は英語を重視しており、 生徒は卒業時点でかなりの英語力を身につけているようだということ、 うちの近くの有名校、史家小学は 中国人としていくと入学は相当困難だけど、 外国人受け入れ枠があり(たぶん景山学校も)、 そちらを使えばそういう有名小学に入学可能かもしれないこと、 しかし留学生枠で中国の一流大学を受験するには 処々の条件がありそうで、大学は中国国外に出る方向で 考えておくほうが無難かもしれないこと、 中国国籍放棄には1年以上の時間がかかり、 もう間に合うか間に合わないかギリギリの時期であること 等を夫に伝え、意見を聞いてみました。 話し合いの結果、やはり夫のほうには、 特に上の子は中国人として育てたい、 という意向が強くあるようで、 北京国籍を放棄してまで 外国人として教育を受けさせるというのは、 我が家には向いていないということを確認した形。 ま、やっぱり落ち着くところに落ち着いたなぁ~ という感じです。 夫は、子供の小学校入学のために コネ等を全く使わないと決めているわけではなさそうですが、 結局どこの学校に入り、どういう先生やクラスメイトに 恵まれるかはその子の持つ運命であり、 どこの学校に入れるのがいいか色々考えてはみるが、 最終的に割り当ての小学校へ行かせるというのも 選択肢の一つと考えているようです。 私は、子供のために少しでも有利な選択を、 という気持ちを持っていましたが、 夫は受験戦争に勝利することだけがすべてではない、 中国人として普通の道を、普通に歩ませればよい、 という考えで、 どんな学校に行くかも大切だけど、 子供が人間としてあるべき品徳を備えること、 学力だけでは測れない総合的な力を身につけること、 を心がけて子育てすれば、 たとえ受験戦争で勝利者になれなくても 全然心配ないから安心しろ、と慰められました。 そっちはそっちでより難しそうですが、 いずれにしても、国際部などの選択は 我が家としてはないかな~、という感じです。 とりあえず、急いで国籍放棄などの手続きを取る必要はなく、 普通に中国人として学校に通わせる方向で、 夫と意見を確認しあいました。 チビちゃんのようなのんびりタイプの子供を 中国の激しい競争社会の中に放り込んで 大丈夫かと夫に聞いてみると、 「大丈夫」との答え。 性格がのんびりだからといって、 中国社会でうまくやって行けない ということはないそうです。 皆様にいろいろと教えていただき、 自分の中でも考えをまとめていくことができました。 これから現地路線の方向で、 頑張って子育てしていきたいと思います。 これからもどうぞよろしくお願いいたします! IMG_0765 posted by (C)つばめ IMG_0733 posted by (C)つばめ IMG_0740 posted by (C)つばめ IMG_0866 posted by (C)つばめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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