カテゴリ:中国で子供の教育
先日より、和華の会のメーリングリストに、
「現地路線を行くと、小、中、高と コネ・カネ路線が続くのか・・・と思うと不安」 という内容を書いたところ、先輩方から、 体験に裏付けられた大変貴重な情報を たくさんいただきました。 中国の教育現場では、 義務教育であってはならないはずの学校間の格差が激しく、 「择校(割り当て校以外の学校にコネ&お金で入学)」 という現象があとをたたないこと、 しかし高校は、小・中と違って コネ・カネの入り込む余地が少なく、 かなり厳正な選抜となっていること、 実力さえあれば、中学・高校受験時点で 巻き返しも可能であること、 そして何より、 学校は「爱财(財を愛でる)」であると同時に 「爱才(才能を愛でる)」でもあり、 やはり実力を持った学生が「主力軍」となる存在であること。 どれもこれも、大変考えさせられる内容でした。 小学校からコネ・カネ、と騒ぐなんて 日本ではありえない気がしますが、 こちらでは周りがみんなそんなことを言うので なんだか自分の判断基準までおかしくなっていた気がします。 中国の国情では、コネ・カネも目標を達成する 手段の一つであることはどうしようもない事実ではありますが、 先輩方の投稿を読ませていただき、 実力で自分に合った学校の合格を勝ち取る というのが、一番の正道であるということを 思い出させていただいた気がします。 ただ、政府は義務教育は「就近入学(家から近い割り当て校に入学)」 という方針を打ち出していますが、 そう簡単にそれが実現とはならなさそうとのことで、 先輩方のおっしゃるように、 「自分から選んでいく姿勢で」臨む気持ちは 持っていた方がよさそうですね。 私も、ガードマン伝いで担当者に履歴書を渡してもらい、 希望の小学校に入学した人の例を知っています。 また、別の先輩からも 「この小学校どうなんだろ。。。」と 家で座って考えてては何も分からない、 小学校のHPなどで募集担当者名などを調べ、 できればアポをとり、 直接訪問して話を聞くのが一番早い、 今すぐ足を使って情報を集めるべし! というアドバイスをいただきました。 義務教育といえども、 ただ待っているだけではダメなんですね! おかげさまで、我が家もなんとか方向性が 見えてきた気がします。 とりあえず、近所にあるいくつかの小学校を訪問して 入学について色々聞いてみることから始めて、 少しずつ準備をしていこうと思います。 わざわざ貴重な時間を割いて いろいろな情報、アドバイスをくださった 皆様方には、感謝の気持ちでいっぱいです。 皆様からいただいた情報が、同じ立場の皆様に 少しでもお役に立つことを願って こちらに書かせていただきました。 ↓北京郊外の「潤田農園」で有機野菜を収穫! ミニトマトといんげんが特においしかった! 農園のオーナーは、中国で大学教授をされたのち、 日本に留学して先進的な農業を学ばれた方。 日本語もとても上手です。 IMG_0891 posted by (C)つばめ IMG_0893 posted by (C)つばめ IMG_0895 posted by (C)つばめ IMG_0883 posted by (C)つばめ IMG_0890 posted by (C)つばめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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