カテゴリ:育児
農園ツアーの帰り、バスは
日本人の多く住む高級住宅の前で 止まりました。 夫が迎えに来てくれるはずが まだしばらくかかるとのことで、 マンションの中にあるスーパーで買い物でもしようと つばめは子供2人を連れて中に入りました。 すると、スーパーの前にある図書コーナーで 幼稚園~小学校低学年ぐらいの日本人の女の子たちが 集って遊んでいました。 それを見たチビちゃん、 子供達に近づいていって、 「ボク、○○です。」 と挨拶。 すると子供たち、「ハハハ」と大笑い。 「日本人?」 とチビちゃんに一言。 そう聞くところからすると、 子供達も普通の日本人の子とは ちょっと様子が違うと思ったのでしょう。 「うーん、ボク分からないねん」 と答えたとたん、子供達、再び大笑い。 「お母さんは日本人なの?」 「うん」 「じゃあ、日本人じゃん!」 「でも、お父さんは中国人やねん」 「じゃあ、ハーフじゃん!」 そう言って、子供達はまたケラケラと笑います。 日本人の子供たちの会話のノリと、 わが子のそれは明らかに食い違っているのが 感じられました。 だいたい、知らない子に対して、 最初に「ボク○○です。」っていう自己紹介から入るなんて、 日本人の感覚からすると明らかにおかしいのだが、 チビちゃんが子供同士で日本語を話す機会は、 月1回の「ニッポン塾(日中ハーフの子供の会)」など ごく限られていて、そこでは毎回、 初めに自己紹介をしているので、 チビちゃんはそれが普通だと思ったのでしょう。 日本人の子供たちの中に入って遊ぶ機会が ほとんどないチビちゃんにとって、 子供同士の日本語でのコミュニケーションは 半架空の世界に近いのだと思います。 やっぱり、家でしまじろうのDVD見て、 母と会話しているだけでは、 獲得できる日本語能力には限界があると しみじみ感じました。 ちなみに、女の子のうちの一人が、 「私、中国の幼稚園に行ってたから、中国語ペラペラだよ!」 と自慢していたのが妙に印象的でした。 そっかー、日本人の子供社会の中では、 中国語がしゃべれることが自慢になるんだな。 子供達がみんな、靴底に小さな駒がついた靴を履き、 靴で床をすべっているのも新鮮でした。 (ローラースケートではなく、見た目は普通の靴)。 日本では今、こういう靴が流行っているのでしょうか。 マンション敷地内には日本食が買えるスーパー、日系幼稚園、 プールやテニスコート、サッカーコートなどを擁し、 住人たちは、出会うとみんな笑顔で会釈し合います。 子供達は、安全なマンション内のきれいな公園で、 親の付き添いなしに自由に遊んでいます。 (入口はガードマンがしっかり外部の人をシャットアウトしてて、 さらわれる心配などないからね!) 自分たちの普段住んでいる世界とは 全く違った世界を垣間見た気分になったひと時でした。 ↓5月、とある幼稚園で行われたイベントに参加。 この幼稚園は1日のうち半分を英語圏の先生が英語で保育 してくれるそうで、イベント当日も、英語圏の先生が カーネーションや鯉のぼり作り、カラー砂の瓶詰めなどの 遊びを教えてくれました。 よさそうな幼稚園だけど、月8000元(約12万円)の保育料。 するよねぇ~。。。 当日はH&Bという会社の有機野菜のサンプルが配られましたが、 パンフの裏には、野菜3kg×1年100回=13800元(約20万円)~ の定期お届け便の案内が。ひょえ~! こういうのを普通に頼んで、こういう幼稚園にお子さんを 普通に通わせているご家庭もあるんですねぇ。。。 ちょっと場違いなところへ来てしまった気がしました。 でも、子供たちはリトミックやクッキング体験もできて、 目一杯楽しんでました。 IMG_0806 posted by (C)つばめ IMG_0823 posted by (C)つばめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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