ニーハオ中国

夫とともに、ふたり目ちゃんを連れて
幼稚園面接に赴いたつばめ。
申込書に「北京戸籍なし」と書かれてしまい、
鉛を飲み込んだような重々しい気分で
面接に挑みました。

番号を呼ばれて教室に入ると、机の前に先生が4人。
知り合いの採用担当の先生の他に、
園長、副園長、共産党書記（？）が
ふたり目ちゃんの申込書の上に書かれた
「戸籍なし」の赤文字を見つめています。
「ああ、もうダメだ。。。」
と血の気が引く思いのつばめ。

ふたり目ちゃんは、面接の雰囲気にビビッてしまい、
「お名前は？何歳？」
などの質問にも全く答えず、
パパの首にしがみついたまま。
1分もしないうちに、

「はい、じゃあもう行っていいよ」

と知り合いの先生。
ああー、申込書に「戸籍なし」と書かれてしまったことで、
もう事前にほとんど話がついていたのに、
これでおじゃんになってしまったかもしれない。。。
先生も、事前に「戸籍チェックは受けないように」と
言っておいてくれてもよさそうなものだが、
まさかつばめがそこまでバカだとは
思ってもいなかったのだろう。

その後のふたり目ちゃんは、
先生にダンスを習ったり、工作をしたり、
ブロックで遊んだり、普通の様子に戻りました。
子供が遊んでいる間、親のうちの一人が呼ばれて、
全体で園長先生の話を聞きます。

夫によると、
今回の募集枠の約40名に対して、
170名余りの応募があったこと、
この幼稚園は衛生局の幼稚園なので、
まずは衛生局職員の子弟が最優先で入園し、
残った枠を北京戸籍の子供から選抜すること、
北京戸籍のない子供は選抜対象にならないこと
などが話されたそうです。

胸に大きな石が詰まったような
重々しい気分で家路へ。
あとはもう、結果を待つしかありません。
もしダメだったら、その時にまた考えることにしよう、
と夫。
結果を待つ1週間の間、
つばめはほんとに気が気ではありませんでした。

つづく。


↓幼稚園の面接（子供の様子を先生方がチェック！？）

照片 042 posted by (C)つばめ


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