カテゴリ:仕事・日本語教育
夕方16時半に退勤するたび、
思い出すことがある。 それは大学卒業後、新入社員として勤めた会社で 一緒に働いたパート社員さんたちのこと。 与えられた仕事はこなすけれど、 少しでもイレギュラーな仕事が発生すると (レジのロールが切れたとか、お客様からのクレーム等) すぐ正社員のつばめを呼ぶ。 新入社員でも対応できる仕事なのだし、 一度覚えればわざわざ私を呼ばなくてもよくなるのに、 と思ったものだが、決まった仕事以外のものを 覚えようという気持ちはほとんど感じられなかった。 みなさん、与えられた仕事だけこなして、 16:30になると、ピタッと仕事をやめ、 「お先に失礼しま~す♪」と そそくさと帰って行った。 きっと家事やら晩ご飯の準備やらで 忙しいんだろうなぁ~、とは思っていたが、 今になってみると、当時のパートさん達の気持ちが 実感としてよく分かる。 そして、仕事を終えた後、家に帰って子供たちの顔を見るうれしさ、 家事・家庭のほうが大切で、そちらに余力を残す必要があり、 仕事を必死に覚えるとかいう発想にならないこと等々。 ましてフルで働けないからこそのパートタイムなのだから、 それで当り前といえば当たり前なのだ。 つばめは今、正社員なので もっと責任を持って、せめて与えられた仕事は 残業してでもこなすべきだとは思うが、 幼稚園のお迎えに間に合わせるためには、 どうしても17:00前には会社を出なければならないのだ。 だから、積み残した仕事がある時は、 大変申し訳ないが、駐在員さんに引き継いで そそくさと会社をあとにしている。 そして、会社を出て幼稚園に向かう道すがら、 いつもあのパートさん達の顔が 頭に思い浮かんでくるのである。 ↓今日は北京駅近くにランチしに行きました。 秋晴れの中、自転車で長安街を走り抜けるのは最高! 途中で国慶節花壇も見学。 照片 486 posted by (C)つばめ 照片 485 posted by (C)つばめ 照片 482 posted by (C)つばめ 照片 484 posted by (C)つばめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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