カテゴリ:育児
つばめは朝、自転車の前と後ろに子供を乗せて
幼稚園まで送ってから、通勤している。 しかし寒くなってきたある朝、 夫が車で子供を幼稚園まで送ることになった。 夫と子供たちが乗る車と、つばめの自転車、 同時に出発して、王府井の交差点で待ち合わせ。 ほんの少しでも子供と離れて再会すると、 子供がことさらにかわいく見える。 交差点の端に止まった車の窓から顔を出す子供たちに なごりおしい気持ちを抑えて 「帰りには迎えに行くからね~!」 と手を振って、つばめは会社へと向かう。 すると後ろから、 「おかあさーん!バイバーイ! お仕事がんばってね~!」 というチビちゃんの声。 「うん、がんばるね~!」 と答えて、後ろ髪ひかれる思いで自転車をこぐつばめ。 それにしても、いつ「お仕事がんばってね」 なんて言葉を覚えたのか。 うちは日本のテレビも入れてないし、 子供たちの日本語はほとんどがつばめから覚えているはず。。。 そうか、これまでいつも、 夫が出勤する際に玄関で子供に言わせていた言葉だ。 それにしても、自分が言われてみてはじめて、 こんなごく普通の一言がどんなにうれしく、 どんなにパワーをもたらすかということを はじめて実感した。 子供というのは知らず知らず 親から色々なものを吸収しながら 育っているものなのですね。 自分で教えた言葉が ブーメランのように自分に返ってきた冬の朝の出来事に、 心が暖かくなったつばめなのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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