カテゴリ:仕事・日本語教育
会社で日本語を教えはじめて1か月あまりが過ぎた。
1回1時間、週に2回、ゼロ初級を教えている。 「どう、調子は?」 と何人もの友達から聞かれたが、 自分ではまぁまぁの出来と思っている。 決して100%ではないのだけれど、 一応及第ラインは超えているのではないかな、 という感じです。 会社は9:15が始業時間なのですが、 授業は8:10-9:10の1時間。 みんな結構家から遠いので、 朝7時とか、夜が明けきらないうちに 家を出る感じになります。 しかも、彼らにとって日本語勉強の目的というのは 仕事で必須というより、趣味とか ちょっとした興味の範囲を超えません。 だからつばめは、下手したら 数回後には出席者がゼロというのも なきにしもあらずだと、内心戦々恐々としていました。 しかし今のところそこまでにはならず 何とか続いているので、ひとまずほっとしつつ、 今後まもなく最高気温がマイナスとなる厳寒期に突入するので、 (もう入ってますかね!?) よほど役立つとか、面白い授業をしないと、 やはり受講者がだんだん歯抜けになる可能性があると思っています。 (みんな仕事の繁忙期で、出張や仕事の都合で欠席する人も多いですが、 それは欠席にカウントしないことになっています。) 同じひらがなをするのでも、 同じことを繰り返すとあきるので、 手を替え、品を替え、 時に日本人スタッフの名前を書かせたり、 意味のあるフレーズを聞き取りさせたり、 時にカードを使ったり。 先日は、間に3分休憩をはさんだ際に、 「肩を叩いてくださ~い、足を叩いてくださ~い」 と簡単な体操をやって、 「手を叩いてくださ~い」 というところから、 「幸せなら手を叩こう」 の歌を教えたら、みんなかなり喜んでました。 やっぱり歌はいいですね。 つばめはかつて日本語学校で就学生を教えていた時の癖がいまだ抜けず、 つい、予定したところまで教えないと、と頑張ってしまい、 受講者を疲れさせてしまう傾向があるので、 「楽しく」をモットーに、あまり頑張りすぎないことを 自分に言い聞かせています。 とはいえ、ちょっと気を抜くと、 1時間なんて、あっという間に雑談で消えてしまいます。 もともと少ない時間数の中で 焦らず、詰め込まず、楽しみながら 自然に日本語が身についている。。。 なんて授業ができたらいいんですけど、 ハハハ、なかなか難しいです。 自分では、今日はちょっと失敗だったかな、 次回の出席人数がガタっと減ったらどうしよう、、、 などと思う日でも、受講生は案外ケロッとしていて 「ありがとうございました♪」と 覚えたての日本語で言われたりすると、 こちらもまた頑張らなくちゃ、と思ったり。 そんなこんなで何とか1か月が過ぎました。 毎回参加者が、 「今日も楽しかった。こんな新しいことを覚えた」 というお土産を持って帰ってもらえるよう、 あと2か月、自分なりに工夫しながら やっていきたいと思います。 ↓先週末、河北省の田舎に帰りました IMG_2065 posted by (C)つばめ IMG_2067 posted by (C)つばめ IMG_2068 posted by (C)つばめ IMG_2071 posted by (C)つばめ IMG_2077 posted by (C)つばめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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