カテゴリ:中国で子供の教育
前回、中国で生まれ育つ日中ハーフのわが子の
日本語読書力を育てるために つばめがしてきた工夫について、 5つのポイントにまとめてご紹介しました。 1.家庭に日本語の本を買い揃える 2.時間の許す限り子供に絵本を読んでやる 3.家のあちこちに本コーナーを作る 4.通信教育を利用する 5.本読みの発表体験で自信をつけさせる こうして数年が過ぎ、 5-6歳ごろになると、子供は文字に興味を持ち始めました。 6歳近くになると、親が読んでやる本の文字を 目で追うようになってきますので、 つばめも、さりげなく文字を指さしながら 読み聞かせたりしました。 そのうち、子供のほうが、 「ママ、書いてあるのと違うこと言った!」 などと言うようになり、かなり文字を追えるように なってきたのが分かります。 6歳を過ぎる頃になると、 読んでいるのか、眺めているだけなのかは不明ですが、 自分で本を手に取って静かに見るようになりました。 声に出して読ませてみると、6歳前後では、 文字一字一字に音を当ててたどたどしく読み上げるけれども 意味はよく分かっていないという風だったのが、 6歳半になる頃には、かなり流ちょうに 文の切れ目や意味をくみ取って フレーズ単位で読めるようになってきました。 この頃の子供は、半年でぐっと成長するものなんですね。 そうはいっても、1年生のふたり目ちゃんは、 まだ長い文章を読むのは難しく、 親に読んでもらいたがることが多いですが、 3年生になる兄のチビちゃんは、 もう親に読んでもらうよりも、 自分で好きな本を自由に読むほうがいいというふうに なりつつあります。 (日本語の本を手に取ることが多いですが、 中国語の本を夢中で読んでいるときも。) 勉強の合間に本を読んで休憩するほど本好きで、 チビちゃんにとって読書は 大好きな娯楽のひとつになっているようです。 読書の習慣はその子の一生に益する宝物だと思うので、 チビちゃんが本好きな子供に育っているようなのを見て うれしく思っています。 妹のほうは、年齢もありますが、 兄ほどには手をかけてやらなかったので、 兄ほどには本好きにならないかもなぁ、 と少し心配していますが、 まぁまだこれからだと思うので、 根気よく、あきらめず、子供の日本語力、読書力を 育てていってやりたいなぁと思っています。 語学力と一口にいっても、 子供が言語を身に着けるのには順序があり、 だいたい、聞く→話す→読む→書くの順に 発達していくんじゃないかと私は思っています。 海外で育つ子供の第二言語(学校教育を受けない言語)が 聞く、話すだけでなく、読むところまで到達するには、 一定の読み聞かせ量が必要だと感じています。 さらに、自分で高度な文章を書けるようになるには、 練習が必要なのはもちろんですが、 一定量の文章を読み込んで、 書き言葉の表現を蓄積することが必要なんじゃないかと、 私は勝手に思っています。 子供に「読んで」と読み聞かせをせがまれるのも あと少しかな、と思う今日この頃ですが、 自分で読めるようになっても、 「読んで」と言われれば快く読んでやりたいと 思っているつばめなのでした。 ここに書いたことは、 理論的な裏付けがあるものでもなんでもなく、 あくまでつばめが自身の思いと勘で やってきたことですが、 これから海外で小さな子供を育てるお母さん方に 少しでもご参考になれば幸いです。 ↓「こどもちゃれんじ」は、本冊以外に、 様々な月刊オプション絵本などがあります。 どれも子供が夢中になるよう年齢に合った楽しい内容で、 大活躍してくれました。 IMG_6789 posted by (C)つばめ ↑こどもちゃれんじオプション絵本 「こどもちゃれんじえほんばこ 1・2歳」 ↓「こどもちゃれんじえほんばこ 2・3歳」 IMG_6790 posted by (C)つばめ ↓こどもちゃれんじオプション絵本 4・5歳用 「もっとふしぎはっけんえほん」 IMG_6786 posted by (C)つばめ ↓こどもちゃれんじオプション絵本 5・6歳用 「もっとかんがえてはっけんえほん」 IMG_6787 posted by (C)つばめ ↓こどもちゃれんじ付録雑誌「はてなはっけんブック」1・2年生 IMG_6755 posted by (C)つばめ ↓こどもちゃれんじオプション雑誌「かがく組」2年生用 IMG_6754 posted by (C)つばめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017/11/08 10:41:29 AM
コメント(0) | コメントを書く
[中国で子供の教育] カテゴリの最新記事
|
|