カテゴリ:中国で子供の教育
さて、2人目のママのお話。
お子さんは北京生まれですが、 1-6歳までを日本で過ごした後、 中国語を身に着けさせるために 北京に戻って現地小学校に入学。 最初は中国語が分からず、かなり苦労したようですが、 そのうち追いつき、楽しく学校に通ったそうです。 中学は振り分けで入り、高校は芸術系へ。 こちらのママは、 「進路のことは、親が代わりにやるわけにはいかず、 子供が自分でやる気になるしかない。 その代わり、後でここに行きたかったのに行けなかったと 人のせいにしないでね。」 ということを常々お子さんに言い聞かせ、 進路についても、 「自分で調べてね」 と本人に任せていたそうです。 塾など本人が行きたいと言ってきた場合には、 「巨人」という有名塾のマンツーマン授業(数万元)、 デッサンの教室など、 家庭の経済事情が許す範囲で通わせてきたといいます。 日本の大学への進学を希望していたお子さんは、 中国の高校を卒業後すぐ日本に渡って 河合塾の芸大向けコースに入り、 大学には自己推薦で合格。 ママいわく、比較的理想的なバイリンガルに育ったが、 「てにをは」などはやはり添削が必要とのこと。 お子さんは、自分の本当の心のうちを表現できるのは 日本語だと言っているそうですが、 小学校~高校までの義務教育を含む12年間を 中国の現地校に通ったわけですので、 読み書きはやはり中国語のほうが強いという現実があるようです。 もしもう一度やり直せるとしたら、というママへの質問には、 「もっと子供と一緒に遊んでやったり、出かけたりしたらよかったかな」 と答えられていました。 つづく。 教育サロン201804-2 posted by (C)つばめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018/05/07 11:05:23 AM
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