2553257 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ニーハオ中国

ニーハオ中国

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Freepage List

2018/05/13
XML
カテゴリ:中国で子供の教育
最後のママのお話。

3人のお子さんはみな日本国籍ですが、
小学校~大学(末っ子さんは高校)まで
ずっと中国現地校へ通われているとのこと。

なぜ海外ではなく中国の大学を目指したのかということについて、
中国で生まれ育ち、学んできた子供たちにとって、
大学も中国で、というのが最も自然な選択であったこと、
子供の父親が画家で、
中国の芸術系トップの大学で教員をされており、
芸術系の分野において、基礎知識と技術を学ぶには
中国のほうがよいという判断があったことなどを
挙げられていました。

お子さん方はいずれも日本国籍なので、
日本人留学生として中国の大学を受験するわけですが、
北京で日本人留学生のための予備校を見つけるのが難しく、
その多くが韓国系であること、
お子さんが韓国人の先輩から聞いてきた情報をもとに
韓国系だが中国語で授業を行う留学生向け大学受験予備校に
通われたことなどをお話しくださいました。
予備校は4か月で1.2万元という値段だったそうですが、
豊富な情報が手に入るので、
少しでも通うことをお勧めするとのことでした。

このお母さんは、お子さんの進路などを決める際に、
様々な偶然の出会いや導きがあったことに触れられ、
そのような出会いに感謝していること、
進路選択が人生の一大岐路のように考えられがちだが、

「本当にやりたいという強い思いがあれば、
 いくつになっても、今までもことを覆しても
 新しく思いついたことを始められる」

と考えていて、
それをお子さんにも繰り返し伝えていると
お話しされました。また、

「日本人はこうなんだよ、と子供に言っても、
 ハーフの子供には通用しない。
 子供は親とは別の人格だということを認めるべき」

ということもおっしゃっていました。
深い真実を語る聡明なお母さんに育てられたお子さんは
幸せですね。

最後に、もしもう一度やり直せるなら、という質問には、

「子供の宿題など自分でやるのが当たり前という主義で来たが、
 今振り返って少し反省している。
 仕事をしないで家にいて、中国人のママのように、
 子供の勉強にゆっくり付き合ってあげたりしていたら
 どうなったかな、と思うことはある」

というようなことを答えていらっしゃいました。

どのママも、精いっぱい、十分に心をかけて
子育てされたきたにもかかわらず、

「もっと子供と一緒の時間を大切にすればよかった、
 もっと手をかけてやればよかった」

との共通した思いを持っていらっしゃるようなのが
とても印象的でした。
どんなに精一杯子育てをしてきても、
まだ足りなかった、と感じるところに、
それぞれのお母さんのお子様への深い愛が
感じられました。

子育て真っ最中の私たちにとっては、
一日も早く大きくなって
手がかからなくなってほしいと願う毎日ですが、
実際過ぎてみると子育てに手のかかる期間なんてあっという間で、
子供が巣立ってから振り返ると、
もっと子供との時間を大切にすればよかったと
思えるものなのかもしれませんね。

子供の進路も色々ありますが、
まずは子供との今の時間を大切に過ごしたいと
改めて思わせられた一日でした。

↓ふたり目ちゃん、ダンスの習い事も再開。
0
0 posted by (C)つばめ

2
2 posted by (C)つばめ

3
3 posted by (C)つばめ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2018/05/13 08:16:33 AM
コメント(5) | コメントを書く


Profile

つばめ@北京

つばめ@北京

Comments

つばめ@北京@ Re[1]:北京空港で娘が出迎えてくれた(09/07) ひまわりさんへ コメントありがとうござい…

Recent Posts

Archives

2024/11

Keyword Search

▼キーワード検索

Category

Favorite Blog

ホンコンスターオー… ホンコンスターオーさん

© Rakuten Group, Inc.
X