ニーハオ中国

一緒にダンスを習っているtiantianちゃんよりも
ふたり目ちゃんのほうがダンスが上手とほめたら、

｢ママにはそんなこと言ってほしくない。
tiantianちゃんの気持ちになってみてよ｣

とtiantianちゃんの肩をもつふたり目ちゃん。
相手の身になって考えるやさしい気持ちを持つわが子を前に
その成長を喜びたい気持ちでもあったつばめなのですが、
実は、ふたり目ちゃんが一見劣っている子、
弱い子に対して向けるやさしい眼差しには
意外な理由があるようだということが分かりました。

それは、ある日のふとした会話。
何ができるとかできないとかいう話だったかは忘れましたが、
そんな話をしていた最中に、ふたり目ちゃん、

｢お母さんは、アヒルの子でしょう｣

と言うのです。
そう、あのアンデルセンの童話に出てくる、
醜いアヒルの子です。

｢いんや、違う！お母さんは白鳥になりたいねん｣

と言うと、ふたり目ちゃん、
そんなつばめに冷静な目を向けながら、

｢でも、アヒルの子でしょう｣

と真顔で言い放った。

つまり、ふたり目ちゃんの目に映る母の姿は、
どうも｢醜いアヒルの子｣のように、
醜くて、ドジで、いつも失敗ばかりしている
イメージであるらしい。

しかしながら一方、そんな母から生まれ、
そんな母を愛してやまない自分がいる。

ふたり目ちゃんが一見劣っている子、
弱い子に向けるまなざしは、
できない母へのまなざしでもあったのかもしれないと、
その時気づかされました。

弱い子、できない子を否定することは
自分の母を否定することであり、
ひいては、そんな母を愛する自分を否定することになる。
だからこそ、弱い子、できない子に対して
ふたり目ちゃんはことさらに温かい目を向けて
守りたくなるのかもしれないということに思い至り、
なんだか複雑な気持ちになりました。
やさしい子に育ってくれるのはうれしいけど、
それができない母を持ったためだったらね。。。（苦笑）

しょっちゅう物を忘れる、おっちょこちょいで失敗が多く、
何かを聞いても、｢知らない、自分で調べるか考えて｣という母。
どうもふたり目ちゃんだけでなく、
兄のチビちゃんの母への評価もかなり低い模様。

ある時、つばめが研究発表の準備をしていると、
チビちゃんが隣にやってきたので、
よい機会だと思って、つばめの取り組んでいる
小さな研究について話して聞かせました。
今までに誰も明らかにしていない真実を明らかにしようとする
試みの積み重ねでその学問分野は進歩していくこと、
やるからには正しい道筋で正確にやらないと、
間違いの上に間違いを重ね、
何もやらないよりもひどい結果になるから、
こうやって用例数がきちんと合うまで
何回でも数えるのだよ、
とちょっと誇張して話をしたら、

｢お母さんってすごいことしてるんだね。
今まで何も知らないただのバカだと思っていた｣

・・・確か｢バカ｣とまでは言わなかったけど、
なにかそれに似たようなことを
真顔で言われました。
しかし、｢ただのバカ｣から｢すごいことをしている人｣への
突然の評価の大転換も笑えます。
子供の評価基準ってひとつのことでコロッとと変わる
単純なものなんですね。

まぁ確かに、何を聞いても｢知らない｣という答えだったら、
｢お母さんは無知な人｣と子供は思うものなんでしょうかね。
いや、知っていることは答えているつもりですが、
突き詰められると分からないことばかり聞かれるので、
最後には｢知らない｣と答えるしかないのです。

しかし、もう少し自分の日々の失敗や無知をひた隠し（笑）、
色々知ってて賢そうな母のイメージを作るべきだったかと
反省してしまいました。

子供が優しく育っていると喜んでいたのが、
子供たちの母への評価の低さを知り、
急にがっくりきたつばめなのでした（苦笑）。

↓日本で。

日本の祭り1 posted by (C)つばめ


日本の祭り2 posted by (C)つばめ


日本の祭り3 posted by (C)つばめ


日本の祭り4 posted by (C)つばめ


日本の祭り5 posted by (C)つばめ

↓天神祭花火大会に初めて行きました。
　　お好み焼き＆飲み物付き観覧席でかなり早くからスタンバイ。

天神祭花火1 posted by (C)つばめ


天神祭花火2 posted by (C)つばめ


天神祭花火3 posted by (C)つばめ


天神祭花火4 posted by (C)つばめ

↓USJ

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