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2020/02/06
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カテゴリ:中国で子供の教育
今年の春節休みはどこも出かけられないので、
夫が春聯晩会の再放送やら北京放送やらを見て過ごしているうちに、
つばめは、我が家の子供たちがお世話になっている
継承日本語クラスの年間計画を作成。

↓CCTV春聯晩会2020
春聯晩会1
春聯晩会1 posted by (C)つばめ

春聯晩会2
春聯晩会2 posted by (C)つばめ

春聯晩会3
春聯晩会3 posted by (C)つばめ

↓北京テレビ(コントはCCTVよりこっちのほうがまだ面白い。)
北京放送1
北京放送1 posted by (C)つばめ

北京放送2
北京放送2 posted by (C)つばめ

月に1回開かれているこの継承日本語クラスはママたちの手作りの会で、
毎回ママたちが相談して、次回の活動内容を決めているのですが、
毎回内容を考えるのが結構大変なのと、
やはり、授業の目標を明確にし、それに見合った計画を立てて
実行していくほうがスムーズに運営できるのではないかと
思っていましたが、ママさんたちは普段皆それぞれに忙しく、
とにかく次の活動を考えるので精いっぱい、
つばめも半年~1年ぐらいの活動計画表みたいなのがあったらいいな、
とは思いつつもそのままになっていました。

それがちょうど時間ができたので、
優先的にこれをやることに決めて、
まずは国語教科書三冊に目を通すところから始めました。
国語教科書
国語教科書 posted by (C)つばめ

この継承日本語クラスは、
①3歳までの未就園児、②幼稚園児~小1・2まで、③小3以上~
をだいたいの目安に3つの小グループに分かれて活動していて、
うちの子供たちがお世話になっているのは、小3以上のクラスです。
そして、小三以上クラスに参加している子どものママたちは
おおむね日本の国語教科書の内容に少しでも触れさせたい、
という思いを持っているようなので、
それに沿って計画を作ることにしました。

・・・といっても、活動は月に1回1時間、
行事や夏・冬休みで授業ができない月もありますので、
年間授業回数は多くて8回です。
前半年で国語上、後ろ半年で国語下というふうに
半年4回(4時間)で国語教科書1冊という
恐ろしいハイペースでこなしていかないと、
子どもたちの実際の年齢の国語教科書から
どんどん離れて行ってしまいます。

別にそんなに焦らなくても、
年齢より下の学年の国語教科書を
じっくり丁寧にやっていってもいいわけですが、
やはり年齢相応の国語教科書に少しでも触れさせたいというのが、
つばめを含め、大方のママさんたちの希望だろうと想像しました。
(帰省時に日本の小学校に体験入学するお子さんもいますしね。)

そう、この継承日本語クラスというのは、
子ども自身が「日本語を勉強したい!」と
自ら望んで通ってきているというよりはむしろ、
中国人と結婚し、北京に住む日本人ママたちが、
「わが子になんとか日本語を学ばせたい!」という
切実な思いで、ママたち自らが運営している会なので、
子どものニーズというのももちろん大切ですが、
まずは会を運営している私たち親の思いを大切にしたいと考えました。

・・・で、3日ぐらいかけて国語三下、四上、四下の3冊の教科書の
全ての内容に目を通し、頭をひねって考えたのがこんな案(一部)。
年間計画
年間計画 posted by (C)つばめ

・家庭学習を取り入れ、毎月の家庭学習計画と授業計画を連動させる。
 (毎月★印の読み物1つと作文課題の説明のみ授業で扱い、
  それ以外は基本的に家庭学習課題とする。)
・月1回1時間の授業では家庭学習の発表や確認、
 そして励ましの場となるようにする。
(とはいっても、家庭学習にかけられる時間や熱意は家庭によって
 異なるので、家庭学習に取り組むかどうかは、各家庭にお任せ。)
・家庭学習をしてもしなくても、子どもたち誰もが
 楽しく参加できるようなクラスにする。
(参加できる月だけ参加する、1回だけふらっと参加する、
 といったお子さんも広く受け入れたいという考えから。)

実は、子どもたちにはできるなら音読と作文をやらせたい、
という思いがつばめ自身にはあり、今回の日本帰省で、
小学生の作文の本をいくつか買ってきました。

作文の本
作文の本 posted by (C)つばめ

この3冊にも目を通し、いろいろと考えてみましたが、
結局、国語教科書に組み込まれた「書く」部分の内容に
取り組むのがよさそうだ、という結論に達しました。
やっぱり、学校教科書はよくできていますね。
音読は、最初は教科書をみんなで読むとか、一人ずつ読ませるとか
考えましたが、1回1時間しかない授業時間を考えると、
音読は家庭学習の計画に入れ、月一回の授業では、
それを励ますような仕組みを作るのがいいと考えました。
(音読を確認する時間はないので、家庭課題の音読に取り組んだ子には
 自己申告で最後にシールを配るなど。
 ただし、家庭課題をやってない子に劣等感を持たせないよう配慮。)

最初は2月からの計画を作成しましたが、
その後、とても集まれる状態ではなくなり、
計画の大幅調整が必須となりました。
でもとにかく、1年分+αの計画は作ったので、
調整はそう難しくないと思っています。

まぁいろいろ考えてもうまくいくとは限らないのが授業。
まったく想像通りにいかないこともあるし、
まして子どもたちの反応というのは予想できない部分もあるので、
実際運営しながら、また調整を重ねていくことになるのでしょうね。

とにもかくにも、ずっと心にひっかかっていた仕事をひとつ片付け、
少しすっきりした気分のつばめです。

↓継承日本語クラスの全体活動の様子。
 通常、前半1時間はクラス毎に分かれて活動し、
 後半1時間は全体で歌やゲーム、工作、伝統遊びなどの
 活動をしています。
 小三以上クラスの参加者はだいたい4、5人のことが多いですが、
 全体参加者は数十人ほど。小さなお子さんが多いです。
全体活動
全体活動 posted by (C)つばめ





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Last updated  2020/02/27 12:56:18 AM
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