カテゴリ:中国で子供の教育
小学校の吹奏楽団の団員募集のお知らせがあった時、
つばめは、ふたり目ちゃんは音楽が好きそうだし、 学校で放課後に無料で楽器を教えてくれるのなら 試しに習ってみたら、というぐらいの気持ちだったのですが、 中国で何かを習うといったら、多くの場合、全力投球の本気です。 吹奏楽団だって、高校受験や大学受験の特技加点など 受験に有利になれば、との思いが頭の片隅にある親御さんも 少なくないようです。 実際、最初の説明会の時にも、 「この楽器は加点〇点、この楽器はマイナーで値段は高いけど、 演奏する人が少ない分、推薦で高校、大学に入りやすいです」 など、ものすごく現金というか、実利的な話が 学校のクラブ担当の先生の口から説明され、 最初からこんなこと言う?と思わず目が点になりました。 また、学校は新しくできた吹奏楽団で 成果を上げて対外的に宣伝したいようで、 週2回の学校のクラブだけでなく、 マンツーマンレッスンに申し込むことも公に勧めていました。 学校にも、先生にも、成果を出すというノルマがあるのです。 親御さんたちは親御さんたちで、 わが子だけマンツーマンを受けさせ、 同じ楽器の中で競争を勝ち抜きたいと思っているので、 子供がマンツーマンレッスンを受けていることを 言いたがらない親御さんもいますが、 実際、チャットグループにUPされる動画を見れば、 マンツーマンを受けているのだろうなっていう子はすぐに分かります。 生徒ものちのち選抜されていくので、 それだけの練習をさせる覚悟と根気と資力が 親のほうにあるかどうかを試されているような感じです。 我が家は、、、そんな覚悟もなく、 とりあえずやってみたら、ということで始めましたが、 さっきのふたり目ちゃんの言葉からは、 なんだか、これまでの半年、あまり楽しくなかったのかな、 と考えさせられました。 できれば、やり始めたことは続けさせたいという親心もあるのですが、 ふたり目ちゃんが吹奏楽を楽しめないのであれば、 無理して続けさせる意味はありませんしね。 ま、せっかく始めたので、 合奏の楽しさが少し分かるぐらいまでは続けてやらせてみて、 あとはふたり目ちゃんの思うようにさせようと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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