カテゴリ:中国で子供の教育
4月12日、北京市もついに学校再開の具体的な日程が
示されました。高校3年生は4月27日、 中学3年生はGW明けの5月11日より 学校を再開するとのこと。 《4月12日の北京市教育委員会Weixin公式アカウント》 小学校の学校再開の具体的日程はまだ発表されていませんが、 少なくとも5月中旬以降になりそうだということが分かりました。 すでに新学期が始まって2か月間も 学校に行かない日々が続いていますが、 最低でも、まだあと1か月以上は、この状態が続くわけです。 4月13日からは本格的に北京市共通のオンライン講座を活用して、 教科書の内容を教え始めると聞いていましたが、実際は 13日は担任の先生のオリエンテーションだけでした。 まもなく始まるオンライン講座は、 北京市教育委員会が作成した北京市共通のオンライン講座 (何らかのトラブルで見られない場合も、 後からインターネットプラットフォームから再放送を視聴可能) +普段担当していただいている先生のオンライン授業を 組み合わせた形で進められるそうで、 教育委員会作成のオンライン講座は、 テレビをはじめ、北京デジタルスクール、 テンセントやアリババ、Baiduなどの インターネットプラットフォームを通して パソコン、スマホのいずれからも視聴可能とのこと。 また、テレビの生放送を見逃しても インターネットで再放送が見られること、 授業PPTや予習復習プリントなどの資料は、 北京デジタルスクールからダウンロード可能であること、 小学校も通知があり次第、学校を再開するが、 学校再開となっても、オンラインで教えた部分については 再度教えることはないので、時間割どおりにしっかり勉強し、 決められたフォームから宿題をきちんと提出すること、 宿題を評価の対象にすることなどの説明がありました。 50代のベテランの担任は、ひと通りの説明が終わった後、 「何か質問はありますか。先生が答えられることなら答えますし、 分からないことは確認してお答えします。 先生も、分からないことだらけで、 もう毎日毎日オンライン授業のことばかり。。。」 と言ったところで、思わずこみ上げるものがあったようで、 目頭を押さえて少し言葉に詰まりましたが、 すぐに気持ちを立て直して オリエンテーションを終了しました。 そんな担任の先生の様子を見て、 先生も毎日毎日分からないことだらけの中で ネット授業をしなければならず、 本当にいっぱいいっぱいなんだな、 と先生の大変さに改めて気づかされた次第。 私たち親も毎日大変ですが、 学校も先生方も子供たちのために 一生懸命準備してくださっているので、 私たちも一緒に何とか頑張りたいと思います。 ↓小学5年生の上の子の時間割(一部)。 5年生の時間割 posted by (C)つばめ ひとまず4週間分の時間割が送られてきましたが、 どうも今学期の内容はオンライン講座中心で行えるように 準備済みという感じがします。 たとえ5月や6月に学校が再開しても、 この計画通りのペースで効率よくこなしていかないと 終わりませんものね。 学校を再開しても、教室でオンライン講座の動画を見せて 授業を進める場合もあるのかも!? 逆に考えれば、何らかの事情でまだ学校に戻れない子がいても、 ネット環境さえあれば、その子はどこにいても 学校に行くのとほぼ同じ教育を受けられる ということかもしれませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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