ニーハオ中国

北京市ではすでに、
4月27日に高3、5月11日に中3、
6月1日に高2、高1、中2、中1、小6が登校を開始していますが、
6月8日、ついにわが小5の息子も登校開始となりました。

登校数日前にオンラインでミーティングがあり、
小学校に登校しても、北京市教育委員会作成の
「空中課堂」を教室で見て、
教師が少し補足するといった形で授業が進むこと、
学校にいる間は、体育と昼食時間以外は終日マスクを着用すること、
学校で終日マスクを着用して、
ずっと座って録画授業を見るのはかなりつらいこと、
休み時間もクラスメイトとは１メートルの距離を保ち、
廊下などに出ることも許されないこと、
トイレも込み合わないよう数人ずつに分かれて行くこと、
などが説明されました。

さらに、登校は任意であり、登校したくない場合には
自宅で録画授業「空中課堂」を見て、指定の宿題を提出し、
添削を受ける形で勉強を進めるという選択肢もあること、
すでに先週より登校を開始した小6は、
2日目にはかなりの生徒が来なくなり、
3日目には半数の生徒が自宅学習を選択した、
という話が担任の先生の口から伝えられました。

それを聞いて、一気にブルーになるつばめ。
やっと学校に行ってくれるかと思ったのに、
1日2日登校して、また自宅学習に戻る可能性もあるのか。
子供がやっぱり家で勉強したいと言ってきた場合、
拒むこともできないし、また家で2人の子供の面倒を
見続ける日々に戻るのか。。。

登校前日、息子は興奮状態でなかなか眠れず、
夜中12時半を過ぎて、やっと眠りにつきました。
にもかかわらず、朝は予定より30分以上早起き。
学校まで徒歩10分とかからず、
8:50までに登校するには8:30に出れば十分なのに、
8:00過ぎには家を出ました。

14:50の下校時刻に迎えに行くと、
思ったよりは元気そうな息子の姿。
初日の感想は、

１． とにかく疲れたが、録画授業を見るのは思ったより楽だった。
　（在宅では25分録画授業の後5分しか休憩時間がなかったが、
　　学校では録画授業の後、15分の先生の解説や宿題時間があり、
　　その後10分の休憩を挟んで次の授業というスケジュール）
２． 友達に会えてうれしかった。
３． 休み時間まで監視され、檻の中にいるようだった。

というものでした。
初日はとても早く登校したため、
朝登校したクラスメイト全員の体温を測定して表に記録する係を
先生に任されたといって、翌日以降も早い時間に登校。
係を任されたことがよかったのか、
息子の口から、「やっぱり家で勉強する」という言葉を聞くことなく、
なんとか1週間が過ぎました。
今のところ、クラスメイトで来なくなった子は2人だけだそうです。
（家庭の事情で子供の送り迎えが困難なため。）

毎日学校の感想を聞いても、「うん、よかった」としか言いませんが、
とにかく学校に行ってくれるだけでつばめはありがたいです。
（給食もあるし笑）

ところが。。。

→「北京市、約2か月ぶりに新型コロナ感染者が発生」につづく。


↓小5と小4の時間割。学年ごとに登下校の時間を
　20分ずつずらしているようです。
「市級資源」とは録画授業「空中課堂」を指します。

小5・4年生タイムスケジュール posted by (C)つばめ

↓息子のクラスの時間割

小5時間割 posted by (C)つばめ