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ニーハオ中国

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2021/09/15
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カテゴリ:異文化理解
昨日書いた記事のタイトルを眺めていて、ふと、
(中国人)と(日本人)の「人」を取って
国どうしの関係として考えてみても
同じなんじゃないかと気がついた。

「パパとママはなぜ喧嘩しないのか。」
という娘の問いに対するわたしの答えは、
「忍耐」と「感謝」だ。

「忍耐」というのは、
相手が失敗した時に怒ったり責めたりしないこと。
失敗するごとに怒っていたら、一日中大喧嘩なのだ。
とても平和な日々は送れない。
相手を追い詰めるような言動は特によくない。

自分が相手に一言言いたくなった時、
これもちょっと「忍耐」だ。
相手がアドバイスを欲している時、
それを伝えてあげるのはありだと思うが、
実際はそうではないことのほうが多い。
相手の言動が自分の中の基準に合わないという理由で
一言文句言いたいという場合は、
これはだいたい言わないほうがよい。
そういう一言は、平和と逆の方向に働く。

そして最後は、相手の忍耐に対する「感謝」だ。
自分と違うことに対する寛容な態度は
尊敬と感謝に値する。

わが家の場合、
夫のほうが「ボクのほうが強い」と思っている(たぶん)。
そして、強いほうがより多く忍耐して当然だと思っている(たぶん)。
弱いほうが怒ったり泣いたり失敗したり大騒ぎしても、
それを許してぐっと我慢する、
それが強い者の態度だ、と夫は考えているのだ(たぶん)。
かくして、わが家の「忍耐」パーセンテージは、
夫95%、わたし5%となっている。

【まとめ】
「中国と日本が喧嘩しないための視点」は、

1.忍耐(失敗を怒らない、責めない、一言言わない)
2.感謝(相手の忍耐に感謝する)
※強いほうがより多く忍耐し、弱いほうはより多く感謝する。

そして、もし3を付け加えるとすれば、「ほめる」。
「ほめる」というのは、よい関係を維持するために
結構大切なことだ。
わたしの場合、「忍耐への感謝」から「ほめる」に発展するので、
2に入れてもよいかなと思うが、
3つのほうが覚えやすいので一応別にしておく。

1.忍耐  2.感謝  3.ほめる

夫とわたしの関係が、そのまま国と国との関係に
当てはまるわけがないとは思うが、
国だって人が集まってできているのだから、
ちょっとは共通する部分もあるかもしれない。

わたし自身もなかなかこの通りにはできていないけれど、

「パパとママは喧嘩なんてしたことない仲良し夫婦」

と夢を抱いている日中ミックスの娘のためにも、
時々は1、2、3を意識して努力していきたいと思う。

そして中国と日本も、時々は1、2、3を意識してみたら、
意外と素敵な関係が生まれてくるかもしれない・・・、
わたし自身はそうあってほしいと願っている。





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Last updated  2024/04/19 09:28:44 PM
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