ぎんなんのおすそ分け、迷惑そうな義父の本心は?
先週拾ったぎんなんをきれいに洗って処理し、ベランダの外で干したのを1階に住む義父に持って降りたら、義父、迷惑そうに、「そんな臭いもの拾って。。。」とブツブツ。思わず、「いらないなら、別にいいです」と言いそうになりましたが、封筒に入れて1分チンしてお皿に出してあげると、まんざらでもなさそうにパクパク食べて、「ワシは本当はぎんなんが結構好きなんだよ。 自分で拾わずに食べるだけ食べるのは申し訳なくてな。」と言う。意外に素直で可愛いところがある義父ですが、それなら、眉間にしわ寄せてあれこれ文句言わず、最初から「ありがとう!ぎんなん大好きなんだよ。」と言ってくれたほうが、こっちはずっと気分いいんですけどね!それがなかなか言えない義父。特に食べ物について、「好き」とか「ほしい」ということを表現するのを極端に嫌がります。食糧難の時代、食べ物についてそういうことを表現できなかった名残りなのかな、と思ったりもしますが、結構中国人全般にいえることなのかもしれません。あげるといっても、まずいらないと断ったり、いらないといっても、どっさり押し付けたり、中国人の常識・礼儀はなかなか難しいです。最近コーチングスクールで、まず相手の話をよく聞いてまず承認する、ということを学んだのですが、中国の物のやりもらいは、まず拒否から入ることも多いので慣れていないと引いてしまいます。引かずにゴリ押しするのがマナーにかなう場合もあるので難しいなと思います。