カテゴリ:仕事・日本語教育
9月から北京の大学で日本語を教え始めた。 ずっとどんな学生たちに教えるのかわからないまま、 授業2日前になってやっと、 教える学生が4人で、 マレーシア人、アルゼンチン人、韓国人、中国人 だということが分かり、その国籍のバラバラさと、 うち3人が国外にいると聞いて焦った (のちに2人だと分かる)。 準備していた教材が 中国人母語話者向けのものだったし、 学生のほとんどは中国国内にいて、 教室に来るのかなという予想のもと準備していた。 中国人は1人だけ、半分が国外・・・ 教材を変えるべきかどうか真剣に悩んだが、 その後、1人1人確認していくと、 マレーシア人とアルゼンチン人の学生さんは華僑で、 韓国人の方も、中国語で大学授業を受けられるレベルということで ちょっとほっとした。 もうひとつ心配していたのがハイブリッド授業のこと。 学生のうち1人や2人は北京に戻ってこられない人がいて ハイブリッドになるかも、とは思っていたが、 予想的中。 私はハイブリッド授業どころか、 オンライン授業の経験もほとんどないのに、 どうやってリアルの教室授業と、 オンライン授業をいっぺんにやれる? マレーシア人と韓国人の学生が国外にいるから、 4人のうち2人はオンラインで授業を受けることになり、 リアルとオンラインの比率は半々。 一体どっちに比重を置いたらいいのか? いやどっちにも比重を置かないといけないんだろうけど、 これどうする? しかも私、ICTには苦手意識があり、 パソコン操作もおぼつかない。 使ったことのない“Class in”という オンライン会議システムを使わなければならないと聞いて おびえていた。 しかしふたを開けてみると、腾讯会议(TENSENT)という ZOOMに似た会議システムを使ってよいことになり、 ほっ。 とにもかくにも1回目の授業は終了した。 うまくできたとは到底思えないが、 リアルの学生も教室にパソコン持参で TENSENTにつないでもらい、 オンライン授業に近いハイブリッド授業になった。 アシスタントティーチャーさんが うちの学校ではこの形での授業が多いし、 スムーズだと提案してくれた。 次回はアシスタントティーチャーについて書こうと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022/09/13 02:11:35 PM
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