カテゴリ:仕事・日本語教育
大学で授業をするのは初めてではないが、 約20年ぶりだ。 その昔、日本の日本語学校からの交換教師として 瀋陽の大学で1年間教えたことがあったが、 なにせブランクがありすぎる。 それに、私がコロナ下の数年間、 在宅で企業で働く中国人社員の 日本語ライティング添削などの仕事をしているうちに、 日本語教育業界もすっかりオンラインが定着。 オンラインで教えた経験に乏しい私は、 9月からの授業、なにもかもが不安だった。 前任の先生から、申請すれば アシスタントティーチャーに来てもらえると教えてもらったが、 なかなか来てくれる人が見つからず。 もしかしたら一番不安な第1回目は アシスタントなしになるかも、と覚悟したが、 前任の先生や教務の先生のお力添えで 直前にアシスタントティーチャーが見つかった。 ありがたや~! アシスタントティーチャーLさんは大学の博士課程の学生さんで、 普段学生寮で暮らしていて学内のこともよく知っているし、 教務との連絡もスムーズ。 初回のTENSENT会議の予約から学生への連絡、 グルチャ作成まで一気に引き受けてくれて、大助かり。 特に私が感心したのはLさんの時間概念。 初回の授業は13:00からだったので、 「私は12:30までには教室に行きますので、 Lさんは13:00少し前に来てもらえますか。」 とお願いすると、 「先生が12:30にいらっしゃるなら、 私は12:10に行きます。」 と言うのでビックリ。 そして当日12:00にはすでに教室にいた。 なんとまぁ! 2回目の授業は12:10に約束したが、 12:00過ぎに、 「到着しました。教室で待っています」 とのメッセージが。 物腰も丁寧で、 決してアシスタントとして度を越した発言はしないし、 授業でもパソコン接続から何から臨機応変に助けてくれて 本当にありがたいです。 何かをお願いした時、 即座に気持ちよく引き受けて対応してくれます。 博士課程の勉強も忙しいと思うのに、 頼まれ事をされて嫌な雰囲気を出さないのが すごいなと思います。 私のほうが学ばされることしきりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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