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2006年07月26日
カテゴリ：読書（現代）
テレビドラマの原作本の『神はサイコロを振らない』を
読んでみました。 ドラマの放映当時から、ドラマ派と原作派が分かれてて ちょっと興味もあったので。 ストーリーの方は（楽天ブックス参照） かつて、忽然と消息を絶った報和航空四〇二便ＹＳ‐１１機が 突如、羽田空港に帰還した。しかし六十八名の乗員乗客にとって、 時計の針は十年前を指したまま…。 戸惑いながらも再会を喜ぶ彼らと、その家族を待ち受けていた 運命とは―。 歳月を超えて実現した愛と奇跡の物語。 10年前に消息を絶った飛行機が、10年後に中の人間も年を とらないまま戻ってきた。 しかも計算によると、3日後にまた飛行機は10年後に戻って しまうらしい。 10年前に悲しみを味わった家族達は、戻ってきた乗客に とまどいながらも再会を喜ぶが、残された時間はわずか。 そんな時に人はどう考えて、どう行動するのか？ 確かドラマでは残された時間が1週間で、帰還した乗客が 心残りにしていたことを、小林聡美さんが演じる主人公が 力を貸して解決していくのをメインストーリーにしていた 記憶があるのですが、小説の方は乗客の方が3日で消える ことを半信半疑にしつつも行動していく様子が描かれて ます。 ドラマよりも重たい展開もあったりしますが、実際に 飛行機に乗っていた乗客にとっては、普通に旅をして いたのに、急に10年後に飛ばされたと言われて、しかも 3日後に消滅しちゃうよって言われたら、取り乱す人が いても当たり前だと思うんですよね。 なので小説の方がリアリティーはあるかな。 時空を超えたファンタジーと思って楽しむならドラマが お勧めだと思います。  神はサイコロを振らない 590円 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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