カテゴリ:読書(現代)
浅田次郎さんの自伝的な短編集を読んでみました。
最近偶然、作家さんの自伝的な作品を読む機会が 多かったのですが、作家さんのバックボーンを 知るのも面白いものですね。 内容の方はというと(楽天ブックス参照) 青山と麻布と六本木の台地に挟まれた谷間には、 夜が更けるほどにみずみずしい霧が湧く。 そこが僕らの故郷、霞町だ。 あのころ僕らは大学受験を控えた高校生で、 それでも恋に遊びにと、この町で輝かしい人生を 精一杯生きていた。 浅田次郎が始めて書いた、著者自身の甘くせつなく ほろ苦い生活。 感動の連作短編集。 世代がちょっと違うので、内容的にぴんとこない 部分もあったのですが、芸者さんあがりで粋な 祖母との係わりを描いた短編がとても素敵でした。 浅田さんの作品に出てくる、粋で格好良い女性は この方がモデルなのかもしれないですね。 霞町物語 519円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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